[LIVE] MAHATMA/Albion@渋谷チェルシーホテル(2013/07/06)【後編】

■Albion
オフィシャルサイト

さて、本日のイベントのトリのAlbionです。

CDは1stシングル発売中ですが未聴、YouTubeで公開されているその1stシングルのクロスフェード音源のみ聴いてのLIVE参戦です。
…が、ヴォーカルの百合さんだけは昨年11月の前橋でのFox Sound LAB.シークレットギグにて観たことがあります。
この時は陰陽座LIGHT BRINGERを演ったのですがかなり歌いこなしておりその実力は折り紙付き。

あ、ちなみに前編にて、Albionのことを「ガールズメタルバンド」と紹介しましたが、公式には「ガールズメロディックスピードメタルバンド」だそうです。

神々しいSEが流れた後、ギターのタッピングフレーズでAlbionのステージの幕が開きました。
1stシングルのタイトル曲「深き森の幻想の輪舞曲」ですね。
続けてメロスピらしくツーバスドコドコやらキラキラしたシンセなどが繰り出されます。

ドラムは3月までJKだった(!)という莉乃さん。
今は音大生らしいですが、なんとMAHATMA Riekoさんの後輩だそうで。
(ソースはRiekoさんブログ)
※しかも専攻まで一緒…ってジャズピアノ専攻じゃないですか!
音大って言ってもてっきり打楽器系の専攻だと思ってた(笑)

かなりリズムは安定していましたがずっとヘッドフォンして叩いてたので同期音源を聴いてたのかもしれませんね。
ただ、ツーバスのツブもしっかり揃ってるし、流れるようにフィルイン入れるしでJKながら抜擢された腕は確か。
おそらく1時間という持ち時間は彼女たちにとって初めてだったと思いますがバテてもいませんでした。立派!

キーボードは沙季さん。
Albion結成当初(と言ってもまだ半年前!)はサポートメンバーでしたが、今年3月から正式メンバーに。
カラフルな音色を駆使して曲に華を添えていましたです。

そして11月以来7ヶ月ぶりに聴く百合さんのヴォーカル…めっちゃ高い!
なんか陰陽座とかラブリーとかより高くないっすか?
あ、なんというかピークが高いというよりは、高めの音を出し続けているという意味でね。
ただ、こちらは若干最後キツそうでしたね。MCでも言ってましたが。
でもあくまでも「キツそう」なだけできちんと声は出ているのがスゴイんですがw

さてさて、実は早めにカミングアウトしてしまいますと、ワタクシあまりメロスピは得意分野ではありません(笑)
しかし、このAlbionというバンドは間奏になると変拍子やらポリリズムやらを織り交ぜてきたりして私に揺さぶりをかけてくるのです。

しかも真ん中あたりではこの日初披露となるインスト曲もやったりしてね。

そのインスト曲の作曲者がギターの華子さん。
お百合さんが引っ込んでいたのでMCをするわけですがこれがまたユルい(笑)
それなのにギターはテクニカルというこのギャップ!

華子さんのユルいMCにちょっかい出していたのがベースのさん。
4弦でピック弾き。なかなかソリッドな音を出されます。
ちょっとベースソロは心もとなかったけど、曲中ではドラムの莉乃さんとともにめっちゃ安定してましたですよ。

個人的には、この日演奏された曲の中では最後から2番目(=ラス前)の曲が一番ツボにハマりましたね。
始まり方がLIGHT BRINGERのHearn’s HeavenのピアノイントロなしVersionみたいな感じなんですよ。
あ、でもあくまでも始まり方だけですよ(笑)
ただ、曲自体もかなり私の中には引っ掛かりましたね。
思わず物販席に言って

「ラス前の曲が入ってるCDください!」

とでも叫んでしまいたくなるようなカッコよさでした。

ただ、残念なことにこの日のセットリストがまだどこにも出ていないのですよ…。
Albinメンバーの方~もしこれ見たら教えて下さいm(__)m

しかし、このメロスピ+変拍子的な曲を作る彼女達の音楽的バックグラウンドに興味があります。
私と同じく最後までいたフォロワーさん(若者)によると
Versaillesとかthe GazzettEっぽくてイイ!」
とのことでしたが、そのあたりに影響を受けてるんですかねぇ。
※両バンドとも名前だけは知っているんですが聴いたことないのです…。

終演後、物販にて1stシングルを購入。
昨日の帰宅時とかはこの1stシングルの3曲をループで聴いていたのですが、ふとボーッとして我に返った時に「あれ、これ何曲目?」ってな感じで曲の判別が付かなくなる時がありました(笑)
これは私のメロスパーとしてのスキルが足りない所以でしょうかね。

そういえば、シングルの歌詞カードみたら3曲中2曲がドラムの莉乃さん作曲でした。
※もう1曲はお百合さん作曲。
曲を書ける人が多いというのは楽しみですなぁ。
今後はぜひメロスピの枠に留まらずにいろんな曲聴いてみたいです。
あとはラス前の曲の音源化も熱望します!(笑)

■スペシャルセッション

あらかじめTwitterで予告されていたMAHATMAAlbionのスペシャルセッション。
※最近Twitterを追い切れていない私でもこの情報はキャッチできていました(笑)

どんな形で混ざるのかなーと思っていたらこんな編成。

Vo:NaNa(MAHATMA),百合(Albion)
Gt:華子(Albion)
Ba:hibiki(LIGHT BRINGER)
Key:沙希(Albion)
Dr:ひでじい(MAHATMA)

ツインヴォーカルにリズム隊はMAHATMA組、ウワモノはAlbion組という編成でした。

さて、何の曲を?と思ったら「魂のルフラン」というコールが

何か聞いたことあるタイトルだなーと思いつつスマホでググってみると「エヴァンゲリオン」という文字が。
「あれ?エヴァンゲリオンって『♪ざーんこーくーなてんしの…』ってヤツじゃなかったっけ?」と半ば混乱しつつもそんな疑問はとりあえず横に置いといた(笑)
※今調べてみたら「残酷な天使のテーゼ」はTV版、「魂のルフラン」は劇場版の主題歌だそうで。

ちなみに家に帰ってから原曲を聴いてみたのですが…
これ↓

およよ、なんかえらいポップス調じゃないですか。
この日やってたのは結構ロックっぽかったので原曲もそうなのかと思ってたのでかなりズッコケました(笑)
まさか、このセッションのためにアレンジ変えた??とか思ってたら前出のフォロワーさん(若者)が
「MAHATMA/Albionのセッションでやった魂のルフランは摩天楼オペラVerだったのか(^o^)/」
Tweetしてくれてましてね。
ほほぉ、なるほど。
で、検索してみると…あったあった↓


おぉ、まさにコレだ!!
たぶん今回のセッションは基本こっちでキーだけあっちという感じですかね。
おかげでいろいろ記憶が蘇ってきた!(笑)

いやはや、この曲のですね、NaNaさんのヴォーカル…
これがまた絶品でしたね。
さらにサビではお百合さんとハモったりなんかするともう最強!
MAHATMAには無いタイプの曲なせいか、NaNaさんの新たな一面が観れた、いや聴けたような気がします。
DREAM生きとし生けるものでの歌い方が「パワフル」だとすればこちらは「ストレート」で「艷やか」な歌い方とでも言いましょうか。
…ってあああ、ヴォーカルのことしか書いてない(汗)
でもそれだけ印象が強烈だったのですよ、うむ。

そうそう、摩天楼オペラは知ってますよ、俺でも。
去年のDream TheaterのLIVEの時になぜか「摩天楼オペラ」と書かれたTシャツ着ていた人が結構いて気になって聴いてみたら結構良かったので。
でも、このカバーは知りませんでしたわ。

そういえば、セッション曲が始まって間もなく、二人の人影がスルスルっと最前列に陣取りました。
誰かと思ったら…MAHATMAつばにゃんLIGHT BRINGERJaY君でした(笑)

セッション終了後、出てきたNaNaさんを待ち受けていたのは…

祝!ご生誕~ ( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

みんなで♪Happy Birthday To You~の後にプレゼント贈呈!
記念撮影してたけど…オイラ間に合わず(´・ω・`)
このRiekoさんブログの最後の写真ですな。
あらためましておめでとうございます!(^^)

■最後に

その1:ここを選んだ理由と息子を連れてきた理由

まず、この7/6のイベントが決定するよりかなり前に、既に妻の方が出かけるスケジュールを入れちゃってたんですね。
なので、このイベントそして大塚のアテナフェスティバルが決まった時には「ぎゃー、どっちも行けないなー」と思ったのでした。
というのは4月から息子の塾のスケジュールが土曜日に入ったので、行く前に晩飯出してやらないといけないんで。
ただ、変な話、この時は「どっちも行けないなら悩まなくていいかー(笑)」とか思ってましたけどね。
しかし、最近は塾に行く前は軽く食べて晩飯は帰ってきてから、というパターンになったらしく…。
その時点でMAHATMAは18時からというのが確定してて、Art of Gradationは遅いというのがわかっていたので、それならMAHATMAが終わって戻ってくれば間に合うだろうということでまずは「MAHATMAだけ観てすぐ帰ります」と参戦表明した次第。

そしたらですよ!
直前の月曜日になって息子が
「クラスが上がったので土曜日の塾はなくなったーヽ(^o^)丿」
とか言いやがるわけですよ。
あーあ、もう1週早ければウチのバンドのLIVE観に来れたのにねぇ…
ってえええええ!!!?
7/6の選択肢…増えた!

悩む必要がないと思っていたのに急に悩むことになってしまいました。
いや、その前に息子を連れ出さないといけません。
「えー、せっかく土曜日休みになったから友達と遊びたいー」
とか言いやがる息子に「MAN WITH A MISSONのデジタル限定シングル」をエサにして強引に連れ出すことに決定(笑)

この時点で一度Art of Gradationのチケットを予約させていただきました。
でも、ふと思い出してしまったんですよね。
PURE ROCK JAPAN 2013の時にAlbionのメンバーに今回のイベントのフライヤーをもらった時のことを。
※PRJだけでなくこの5月下旬のHM/HR系のLIVEに出向いてフライヤー配ってたらしいんですよね。
この時、何気なくフライヤー受け取ったんですが、フライヤーをパッと見たらNaNaさんの顔が真っ先に目に入ったので「おぉ、これ行きますよ!」と思わず言ってしまったんですな。
ん?ってことは今フライヤー配ってたのAlbionの誰かってことだよね?
※後で調べたらドラムの莉乃さんだった模様。
しまった…MAHATMAしか観ないつもりなんだけど(汗)
もうとっくに
通りすぎてしまったので今さら訂正しにも行けないし。
まぁ、配ってた方はそんなこと言われたのこれっぽっちも覚えていないでしょうけど…
「男に二言なし(笑)」ってことで渋谷に残る決意をした次第です。
※まぁ他にもいろいろ理由はあるんですが…(笑)

Art of Gradation関係者の皆さま。
チケットを一度予約したのにキャンセルしてしまい誠に申し訳ありませんでした m(_ _)m
次のLIVEは必ずや…!

その2:「絆」

息子が行っていた小学校では6年生の運動会で「ソーラン節」を踊るのが恒例行事。
で、その時にTシャツの背中に「ある言葉(毎年変わります)」をプリントするというのも恒例行事になってるんですな。
うちの息子が6年の時は震災の年だったこともあって「ある言葉=」だったわけです。
まぁこの2011年は「今年の漢字」も「絆」だったのでさもありなん、という感じですが。
ただ、運動会だけでは終わらず、その後の修学旅行のしおりの表紙や卒業記念品にまで「絆」が使われたりで、縁の深い言葉になりました。

運動会で作ったTシャツ…型どった卒業記念品のキーホルダー↓

通学に使ってるリュックにずっと付けてるんでキズだらけ(笑)

その3:さて、LIVE後の息子の反応やいかに…?

私がバンドをやっているせいで幼稚園児の頃からライブハウスには連れてきていましたが…
観たことあるのは私のバンドだけ(笑)
唯一の例外は去年暮れのLIVEの時のRainbowコピバン。
そんな生い立ちですので今回事実上始めてLIVEを観に来たとも言えましょう。
どういう反応をするのか興味津々でしたが…

ライブハウスを出るなり
「あー、楽しかったー」
と言ってくれましたよ。ε-(´∀`*)ホッ

で、家に帰ったら「今日やった曲教えて」というので教えてやったら早速iPodでプレイリスト作ってました。
※もともとMAHATMAは全曲入れています。私が(笑)

「また行きたい?」と聞いたら「うん、行きたい」とのこと。
「じゃぁ一緒に群馬行くか!」と言うと「いや、それはいい」だって(笑)
まぁ、私もこの7月・8月の3回は行けないんですがね。
MAHATMAの皆様…うちの息子、「東京でLIVEやる時は行きたい」とか言っておりますので、誠に勝手なお願いではございますが、できればまた東京でのスケジュールも組んでいただけると(親子共に)ありがたいです!
よろしくお願いしまーすm(__)m

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