GRAND FINALE 初ワンマンLIVE(2020/11/15) 配信視聴レポート

鋼鉄

日本が誇るシンフォニックメタルバンド GRAND FINALE (公式サイト) の初ワンマンLIVEを配信(アーカイブ)で視聴しました。
あっという間の1時間半でしたが、簡単に記録を残しておきたいと思います。

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GRAND FINALEと私

元々は LIGHT BRINGER 繋がりで知り合った面々がこのバンドのLIVEによく行っていたので気になっていましたが、ふとある時にYouTubeでMVを観たら…まぁこれが良いではないですか。
次のLIVEは行ってみたいなーと思ってたのですが、そのLIVEがVo.のYOKOさん体調不良によりキャンセルになってしまいおあずけに…。

その後YOKOさんが復活し、コロナ禍の中待望の2ndアルバムリリース。
アルバムリリースに伴うLIVEが始まった訳ですが、よりによってちょうど自分のバンドも活動再開して何だかと忙しくなってしまうという不運w
この日の現地観戦チケットもSOLD OUTにはならなかったのですが、結局配信で観ることにしました。

LIVE感想

今回のLIVEは 吉祥寺クレッシェンド での開催。
まず、ステージ後方にスクリーンというかLEDディスプレイ?があるのに驚き。
現地にはしばらく行っていないのですが、8月に Valtromeo の配信LIVEを観た時は無かったはず。
これは「映え」ますなぁ。

叙情的なオープニングSEの後、2ndアルバム Quantum Moment の1曲目 HUMAN からLIVEスタートです。しかし…あれ?ベースがあまり聴こえないゾ!?
そして、ギターの音にも違和感が…ってまぁこちらはそりゃそうです。
本来のメンバーである HIRO 氏はCOVID-19の影響で2ndアルバムリリース後のLIVEは不参加となっていて、今回はなんと GAUNTLETAichi 氏がサポートを務めておられてるんですね。
CDで聴いてた音よりクランチが効いた音…乾いた音というんでしょうか。
まぁ「違和感」と言っても耳が慣れていないだけなので、1曲目が終わる頃には慣れて、逆に心地よくなりました。
あと、重箱の隅を突くようで恐縮ですが、スネアドラムの音がなんか…。
これ本人が望んでいる音だったのかしら?

2曲目はCD通りに World of Glory。MVにもなった曲です。
YOKOさんの声はギターとは逆に音源より湿っぽい(悪い意味ではないw)印象。
AOIさんのキーボードは音源同様にカラフルな音色での演奏が曲を引き立てます。
そして1曲目から通じて驚きをもたらしたのはベースの YASU氏のコーラス!
あれ?前からこんなに歌ってたっけ?と思ったら、後のMCで「今日はマイク2本立ててます」という話がありましたね。
過去のLIVE映像ではコーラスは同期音源っぽかったです。
いやー、しかしこんなに高い声よく出るなw
「ここにマイクが来たということは僕が次のヴォーカルってことで」とか冗談言ってましたが。

3曲目以降も2ndアルバムの曲が続きますが、曲順はガラッと変えてきました。
音源の完全再現も良いのですが、変えたら変えたで曲の印象も変わったりするのでそれはそれで良いですよね。
あと、最初の方ほとんど聴こえなかったベースはその後改善されましたが、もう少し大きくてもいいのでは?という感想。

ミドルテンポの Moment (6曲目)の後はドラムソロ!
KENSHO氏はタムが1つですが金物(シンバル)はバリエーションに富んだセット。
セッティングが低めで上半身がよく見えるということもあり金髪を靡かせたドラミングが非常に映えます。
フレーズはシンプルですが飽きさせない構成。千手観音的なドラムソロも良いですが、こういうドラムソロも私は好きです。
ちなみにバスドラ2つには「NATAL」の文字が。イギリスのドラムメーカーらしいのですが私は初耳でした。

そして、ドラムソロから1stアルバムの Master of My Fate になだれ込む!
この位置でやるのはちょっと意外(もっと後かと…)でしたが、やっぱり名曲です。
曲の後のMCで「このバンドの原点」という話をされていましたが、私もこの曲が原点です。
…って言ってもこのバンドのファンの人はほとんどみんなそうかw

「大失恋をしたのでその想いが込められている」という前置きで始まったのが 君は鳥
イントロでの AOIさんの iPadを使った ジョーダン・ルーデスばりのプレイが印象的でした。

ラスト3曲は大曲で〆。
「今のメンバーが揃った時に書いた曲」と紹介された This is Amazing は2ndアルバムのラスト曲だったのでアンコールあたりでやると予想していたのですが、これまた(いい意味で)裏切られましたw
GRAND FINALE の曲で初めてキーボードソロが入った曲らしいですが、そのソロの後でギターとハモるパートではなんと AOI さんが逆弾き(キーボードの背面?側に立って弾く)するというスゴ技が炸裂!
With Wolvesでいったんフォークメタルな世界に引き寄せられますが本編ラスト Silent God で再びスピードメタルの世界へ舞い戻って本編終了。

アンコールは現地組の皆さんが拍手し始めたと思ったらあっという間に出てきましたね。
トイレ行こうか迷ってたところであっという間に出てきたから焦りましたが(笑)

アンコール1曲目、Fly To The Shangri-La は2ndで一番好きな曲なんですが、アンコールでやるとは意外かつ嬉しい。特にAメロでのキーボードのフレーズが心地よく響くのです。
そしてラストは 孤独の花。ラスサビ前のYOKOさんソロパートで何だかグッと来てしまったよ…。

セットリスト

LiveFansから引用させていただきます。

01. HUMAN
02. Worlds of Glory
03. The Last One
04. Unchanging Days
05. Again
06. Moment
07. The Master of My Fate
08. 君は鳥
09. Fly Away
10. This is Amazing
11. With Wolves
12. Silent God
– encore –
01. Fly to the Shangri-La
02. 孤独の花

https://www.livefans.jp/events/1279173

配信環境について

吉祥寺クレッシェンド の配信環境についてまとめておきます。

まず撮影環境。
カメラはフロア側に4台、ドラムとキーボードを天井からそれぞれ1台ずつの計6台と思われます。
お客さん入れつつこの台数というのは驚愕です。
そのカメラの切り替えはフェードが入っているもののトランジション(移行時間)は短く、テンポよくパッパッと切り替わります。
先日私がCycle of 5thで参加した目黒ライブステーションの映像はトランジションが長くジワーッと切り替わるパターンだったのでだいぶ違うなぁという印象を受けました。
ただ、ライブステーションの方はカメラアングルの移動やズームイン/アウトにやや難があって観ていてストレスを感じたのですが、クレッシェンドの方はそんなこともなく非常にスムーズ。

音声のクオリティーも映像同様に高いのですが、先述の通りベースの音はもう少し大きくても良かったのでは…。あとスネアドラムの音も何だか気になってしまいました。どちらもバンド側の意向なら仕方ないのですが。

配信プラットフォームはツイキャス
アーカイブで観れる期間が2週間あるのは非常にありがたいですね。
ただ、生では観れずアーカイブでしか観ていないのですが、たまに映像が止まるんですよね…。
我が家のネット環境のせいか?とも思いましたが、同じタイミングで別の配信ライブ(notツイキャス)は問題なく観れていたので。

最後に

ワンマンLIVEということでたっぷりの曲数観ることができましたが、それはそれで1stのアレやコレも聴きたかったとか余計なことを考えてしまいますね。

各メンバーの個性が充分に発揮された素晴らしいLIVEでした。
5人編成になって最強になったかと思いきや、生コーラスでさらに強くなってるしw
それだけにYOKOさん脱退は本当に惜しい。残念。

来年2月のLIVEがYOKOさんラスト、ということで生で観たい気持ちはあります。配信も無いので。
しかしニワカな私が行っても良いものか、という葛藤もあったりする訳で…。

まぁ、私がどうするかはさておき、とにかくこれ書いている時点でもあと1週間以上アーカイブ観れますので気になっている方は是非に!→視聴ページ


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