非接触「温度計」を発熱時に使ってみた

在宅勤務

以前、我が家に「非接触温度計」(あくまでも「体温計」ではないです。ここ重要!)を導入したことを記事にしました。

この時に1ヶ月ほどデータを取って「あまり差はないですね」的な結論となったのですが、当然ながら平熱でのデータしかない訳で…。
「発熱したことをきちんと検出できるのか?」という検証はできておりませんでした。

そして、↑の記事に記した通り、7月から8月にかけて新型コロナウィルスのワクチンを接種したのですが、2回目の接種後に久しぶりに発熱しましたので、その時にこの非接触温度計で取ったデータを公開したいと思います。

※以下の検証結果はあくまでも「我が家で購入した個体で、この記事の筆者である私が測定した時の結果」です。
※全てのケースにあてはまるかどうかは保証できませんのでご承知おきください。

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検証結果

2021年8月1日(日)に2回目のワクチン接種を受け、その翌朝(というか未明)から発熱が始まりましたので、前の記事と同様にオムロンの接触型体温計のデータと比較してみます。
なお、前の記事ではオムロンの体温計では測定時間10分のデータしか取っていませんでしたが、今回は15秒測定でのデータも載せています。

#測定時刻接触型(15秒)接触型(10分)非接触型
13:2837.437.036.6
25:1637.437.236.8
36:5237.838.036.9
4(参考)
平熱時
36.136.036.5

はい、今回は比較データはこれだけです(笑)
明らかに誤差が大きすぎました…。
参考として平熱時のデータも載せましたが、この非接触温度計は平熱時は高めに出て、発熱時は低めに出るという結果になりました。
特に、3番目のデータなんて普段より2℃近く熱が高い状態なのに非接触温度計だと接触型より1℃も低く出ました。
その後は検温時にはもう非接触は使いませんでした。まだ接触型で15秒測定の方が信頼できますし。
ただ、非接触温度計で37℃近い数値が出たら「結構やばいんだな」という判断ができる、という言い方もできるっちゃできるのですが…

ということで、あくまでも「体温計」ではなく「温度計」ではあるのでなんとなく予想はしていましたがこういう結果となりました。もちろん冒頭でおことわりした通り、個体差によるものかもしれませんが。

最後に

という訳で我が家で購入した1000円台半ばの「非接触温度計」(↑に近いタイプ)は「アテにならない」という結論になりました。
非接触で手軽に正確に検温したい、という場合は「体温計」という商品名になっているものを選んだ方がよいのかな、と思ったりします(もちろん価格はそれなりにしますが)

以下に紹介するのは非接触型の「体温計」です。
Amazon価格だとタニタの方が4,000円、Microlifeの方が6,480円と格安品に比べると若干お高いですが、それでも精度を考えたらこのぐらいの価格差は仕方ないかと…
上に「温度計」のサンプルを載せましたが、2,000円ぐらいしますしね。

我が家ではこのことが判明した後、非接触体温計の購入も検討しましたが、結局購入せず接触型を使っています。価格差に見合う精度が確保できているのかなんだか不安だったので…。

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