2021年7月から8月にかけて新型コロナウィルスワクチンを接種したのでその記録を残しておきます。
両親の事例
自分の記録の前に実家の両親(ともに80代前半)の話を。
2021年5月17日(月)、多くの自治体が65歳以上を対象とした新型コロナウィルスワクチン接種の予約を開始した、と各種メディアにて報じられていました。
その翌日の5月18日(火)。夕方頃に父親から電話。
「ワクチン接種の予約、そっちでできないかねぇ」
やっぱり…。
両親は所謂「デジタルデバイド」状態でスマホは使っているものの完全に携帯電話機としてしか使っておらずLINEもメールもできないのです。
※ただ、こういうのはやっぱり子供と同居してたりしないとなかなか覚えられないとは思うので「なんでLINEぐらいできないのよー」とかはなかなか言えないのです…。
ということで、月・火と1日中予約センターに電話をかけまくっていたらしいけどもう疲れた、とのこと。そりゃそうだわね。
翌日5月19日(水)、予約開始は朝9時。でも初回はユーザー登録をしないといけないらしい。
そのユーザー登録をしてログインしてみたら…あれ?なんか予約できる枠が見当たりませんけど…。
トップページに戻ってみると「本日の予約は終了」との表示が。
おそらく1日あたりの枠がかなり少ないんでしょうね。
その翌日から毎日9時は予約タイム。結局予約できたのは9日後の5/28(金)。その20日後の6/16の枠を予約できました。ただ、父親の分を予約したらもう満了だったので母親の分はその翌日に予約。
そして、つつがなく2回目の接種が7月上旬には終わったのですが、副反応の有無を聞くと
「2人とも全く熱が出なかった」
とのことでした。
結局「予約を取るのが一番大変だった」というお話(笑)
自分の事例
予約
7月始めにクーポン到着。
妻はオリンピックのボランティアのためにASAPで受けたいとのことで、かかりつけ医院に相談したけど、ちょうどその頃ワクチン不足の話が出始めたため予約を中断中とのこと。自分も同じ医院に通院しているのでそこで予約するのは断念。
集団接種があるというのでWEB予約してみると予約が取れた。一番早く予約できるのが次の週の日曜だったので迷わず最速で受けられる日で予約したが後で「土曜日にしておけばよかった…」と後悔することに(笑)
ちなみに自治体での接種だったためワクチンはファイザー社製です。
1回目
集団接種の場所は、自分の住んでいる区の役所と併設されている公会堂。
まず入口で手指消毒と検温。その後クーポン券を持っているかどうかと予診票の記載不備チェック。
予診票を書くにあたっては↓のTweetを参考にしたのですが、1番最初の「新型コロナワクチンの接種を初めて受けますか」という設問に「はい」と書いて「受けたことがある場合」の日付欄は何も書かなかったのですが、ウチの区ではそうではないらしく「ここに日付書いてください」と言われ近くにあった長机に案内されてしまったので仕方なくその日の日付書きましたが…なんか違う(笑)
その後はもうひたすらシステマティックに流れていく。
クーポン券の処理→看護師さんによる予診票の内容チェック(自分の場合は基礎疾患ありで同年代の方よりは先に受けさせてもらえたのでお薬手帳MUSTでした)→公会堂のホール内に入る→壁沿いをぐるーっと歩いてステージ付近に行き席で待たされた。
最前列付近はおそらくイスが外されて問診エリアと注射エリアがそれぞれ3つぐらいずつに仕切られており、まずは問診。私より1週間前にモデルナワクチンを接種した妻には「迷走神経反射やったことある人は注射した後15分待つのではなく30分待つことになるみたい」と言われてたのだけど特にそんなことは聞かれず。予診票に書くべきところもなかったのであえて書かなかったのだけど書かないといけなかったのかな?
問診の最後には先生に「では頑張ってください」と言われて送り出されたけど「俺は何を頑張ればよいのだ?」と疑問に思っている間もなく「はいではこちらどうぞー」と注射エリアに。
イスに座るともう左手の側からいつでも注射打てる仕組みになっており、Tシャツの袖を少しまくったらあっという間に注射打たれてハイ、終了。
終わった後はさっきとは反対サイドの席で15分待機。注射終わった直後にその時点から15分後の時刻を書かれたシールを胸に貼られるので、その時刻近くになると近くにいるスタッフさんから声をかけられて「はい、お疲れさまでしたー」で終了。
副反応は、接種部位が痛くなったぐらいで発熱も倦怠感も全くなし。
まぁ1回目はそういう人多いみたいだし、ということでつつがなく1回目が終わったのでした。
2回目
2回目はちょうど3週間後。
接種までの流れは1回目と全く同じなので特筆すべきことはなし。
問題は接種後ですよ…。
その日の夜までは「まぁ1回目よりも接種部位が痛いぐらいかな。思った程ではなかったかー」なんてめっちゃ気楽に考えてて翌日が月曜日だったので普通に仕事するつもりでいたのでした。
しかし、めちゃくちゃ喉が乾いて3時半ぐらいに目が覚めたのですが、あれ…なんか…熱っぽい?
検温してみると…37.0℃!
平熱は35℃台(夏は36.0~36.2ぐらい)な私にとっては結構衝撃的な数字。
水分補給してまた寝て7時ぐらいに起きて検温すると…えっ、37.8℃!?
この頃には接種部位は動かさなくても常に痛い状態に。
「うわーこりゃもう今日は仕事無理ぽ」ということでSlackで上司に休暇の連絡を。
さぁまた寝ようと思ったけど、このまま同僚に仕事丸投げもできないのでPC開いていちおうフォロー依頼のメールを。いちおう「熱出たら午前中ぐらい休むかも」とは言っておいたんですけどね。こりゃ1日無理だw
でもって忘れちゃいけない解熱剤。
弱めなタイレノールと強めなロキソニン両方持っていましたが、安全な方を取ってタイレノールを。
あとは冷えピタですね!(私が使ったのは「熱さまシート」でしたがどうしても「冷えピタ」って言ってしまいますよね) これ貼ってまた布団に。
次は11時頃起きたのですが、熱は37.0℃まで下がっていたけどまだまだダルい…。
その後17時ぐらいには36℃台に下がってきてたんですが、なぜか夜になると再上昇。しかも頭痛付きw
もうとにかく水分補給して寝るしかないわけで。
そんなこんなで翌日朝起きてみると…あらら不思議なぐらい身体がスッキリ!
もうなんか「うわ、助かったー」という感じでした。
でもやっぱり解熱剤は必須ですね。なかったら1日じゃ済まなかったような気がします。
ちなみに妻はモデルナワクチン2回目を私より後に接種したのですが…ほんのちょっと熱が上がったぐらいだったようです。
最後に
という訳で自分(50代前半:男性)の場合は、1回目:発熱なし、2回目:発熱あり(平熱36.0℃前後がピーク時38.0℃で1日会社休み)という結果でした。
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