カテーテルアブレーション治療体験記 その1:発症

病気

その1:発症
その2:治療日決定から入院前検査まで
その3:入院準備
その4:入院初日
その5:入院2日目(治療日)
その6:治療翌日から退院まで
その7:退院後

2020年8月16日に入院してカテーテルアブレーション治療を受けてきました。
(SNSなどではずっと「手術」と書いてきましたが、世間一般的には「治療」と呼んでいるようなので本ブログではそちらに合わせます)

入院するまでネットで体験記を読ませてもらってかなり参考になったし、自分用の記録としてもブログに残しておこうと思います。

とは言っても、全部いっぺんに書くとかなり長くなると思われるので少しずつ書いていこうと思います。
まずは治療を受けることになったきっかけから…

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発熱

事の始まりはもう半年も前。今年の2月でした。
車(と言っても中古車ですが…)の契約をした2020/2/9(日)の夜から熱が出始めました。
当時乗っていた車が間もなく車検が切れるので1月に入ってから探していたのですが、タイムリミットが近づいていて結構焦っていたんです。
なので、契約できて緊張の糸が切れたから熱でも出たのかな?と軽く考えていました。
しかし翌朝起きてみると…なんと、軽く39℃超え。ふだん35℃台の低体温ですのでもうフラフラですw

かかりつけの医院に行くと…なんと休み!
翌日の火曜日が祝日だったので連休にしていたらしく…。
しかたなくそこから近めの内科医に。
「診察前に血圧測ってください」と言われ、待合室の血圧計で測ったところ…なんと脈拍が140!
ふだんから脈が速め(80台)なのですが、この数字は初めて見ました。
ただ、この頃はちょうどダイヤモンド・プリンセス号での検疫が始まって間もない頃で「インフルかコロナかどちらでもないか」が最大のポイントだったのです…。
脈拍のことは正直測って気づいたぐらいでしたし、高熱の方がツラかったのであまり気にしていませんでした
(結局インフル検査は陰性、肺のX線も問題なしだったのですが)

「こんなの見たことない」と言わせた頻脈

翌日2/11(火)は祝日だったのでひたすら安静にしていました。
しかし、なかなか自力では熱が下がらなかったためロキソニンのチカラを借りることにしたら熱は下がってきました。
さらに、その翌日の2/12(水)にはロキソニン飲まなくても熱は下がったのですが、今度は脈の速さがかなりしんどい状態に。
自宅の血圧計で測定すると…なんとエラーになってしまうほどww
かかりつけの医院はこの日も連休中だったため、第2のかかりつけ医院にしている循環器内科の医院に。
※その前々日に発熱した際にここに行かなかったのは当時は脈が速いという意識が無かったためです。
※発熱した日に行っておけば良かった…と今更ながら思いますが、ちょっと家から遠いのですよね…

そして心電図を取ると…
なななんと!脈拍は180を超えるという異常事態!
結構経験を重ねておられるであろう白髪の先生ですらも「こんなの見たこと無い」とか言ってたぐらい。
ここではまず「心筋炎」を疑われましたが、血液検査の結果「心筋炎ではない」という診断。
血中酸素飽和度を測ると93と低めで先生も首を傾げるばかり。
結局大学病院を紹介してもらい、さらにタクシーまで呼んでもらってその大学病院へ行くことに。
妻にはその医院の最寄り駅のカフェで待機してもらっていたので一緒にタクシーで大学病院へ向かいました。

大学病院へ

大学病院に着いたのは午前中の診療が終わるぐらいの時間。
明らかに他のスタッフさん達が昼食に出ている雰囲気の中、一人で面倒見ていただいた看護師さん(♀)には本当に感謝しかありません。

点滴で脈拍を抑える薬を投入してもらったのですが脈拍がなかなか下がらないようで。
心電図モニターからはずっとエラーの警告音が鳴っている状態。
この時は本当に不安しかなかったです。

昼食を終えたっぽい若い男性医師が診てくれました。
もう半年も前のことなので記憶が定かではないのですが、確か薬を変えたら脈拍が下がってきたと思います。
ただ、それでも100は超えていたと思いますがw

この日は入院せずに帰宅

結局、診断結果は「心房細動による不整脈」とのこと。
入院するほどの緊急事態ではなくなったのですが、そのうち外来で受診して今後の治療について相談してくださいとのことでした。

ただ、今後の治療を決める上で必要な検査のうちエコー検査は、その日の翌日以降は予約が一杯でまともに待ってたら1ヶ月かかるらしいので「今日やっちゃいましょう」ということに。
人生で2回目の「寝たままストレッチャーで運ばれる」というのを体験しました。
(1回目は迷走神経反射起こして救急車で運ばれた時でした)

さらに、その翌週に別の検査(造影剤を使ったCT)を予約し、外来受診は2/28に予約して帰宅と相成りました。
しかし、ずっと仰向けに寝た状態が続き、当然ながら寝返りなど打てる状況ではなかったので途中から腰が痛くて頻脈よりそっちの方がとにかくツラかった…

その2へ続く…》

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