すみません、もう1ヶ月以上前のLIVEのレポです…m(__)m
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さて、この日は Tears of Tragedy 主催の3マンLIVEに行って来ました。
ラインナップは…
Crying Machine (from 大阪)
MinstreliX (from 大阪)
Tears of Tragedy
という3バンド。
この3バンドともLIVEを観るのは初めてでしたが、いずれもまぁその界隈では著名なバンドでしてね。
やはりというかなんと言うかSOLD OUT!!
いつものようにラーメン食ってから開演時間ギリギリにノコノコと現地に着いたのですが、入ってみたら…うわーナニコレ超満杯!という感じでした。
さて、今日の3バンドには共通点がありまして…。
それは「鍵盤有りの5人編成バンド」ということ。
結果を先に言ってしまいますと、同じ編成でもサウンド的に3バンドそれぞれ個性があって聴き応えありまくりでした。
■Crying Machine
オフィシャルサイト
前述の通りバンドとして観るのは初めてですが、ギターのMASHAさんはWork in Progressというイベントで Imaginary Friends というプログレカバーバンドで弾いていたのを観たことがあります。
その時に「Crying Machineも観てみたい」と書いていたのですが1年近く経ってようやく観ることができました。
そのMASHAさんのギタープレイは華麗というか何と言うか、あざやかなフィンガリングは前回観た時と同様。
ギターサウンドは Imaginary Friends で観た時よりも若干歪み気味かなという印象でしたが、出しゃばり過ぎない、ほどよい歪み具合でございました。
でも個人的にはステージング的にもサウンド的にも印象に残ったのはベースのFUKOさんでしたねぇ。
颯爽とフライングVベースを操る姿は凛々しくもあり麗しくもあり。
しかもそのベースの音がソリッドかつ腹に響く重低音でシビレました。
ただ、ドラムが聴こえづらいことがあるぐらい響きまくってましたけどね(笑)
終盤では鍵盤のYOSISIがショルキー発動して暴れまくってました。
曲の印象は「オーソドックスなハードロック」という感じでしょうか。
一歩間違えれば「古臭く」なってしまうところですがギリギリのところで「今」に持ってきているあたりの匙加減が絶妙でした。
■MinstreliX
オフィシャルサイト
まず、今Google日本語入力で「ミンストレリックス」と入力して変換したら一発でMinstreliXと出てきたのがビックリしたわさ(゚∀゚)
Crying Machine が終わってステージ後方のトイレに行ったら前に戻れなくなってしまい後ろで観ることに…。
こちらのバンドの印象はもろメロスピという感じですかね。
でもツーバス連打曲が続くとキツいなー、と思っていたところに新曲と言ってミドルテンポの曲が入ってきたのですがこれがええ感じでした。
ただですね…ちょっとヴォーカルがオイラ好みではなく…
なんか「あの髪の毛は地毛なんだろうか?」とずっと気になりながら観てました(ゴメンナサイ)
しかし4月13日に同じクレッシェンドでワンマンですって。凄いですね。
後ろから観ててもこのバンド目当てのお客さん多いなーと実感しました。
最後の方とか「MinstreliXイチの名曲」とか紹介してて「自分で名曲とか言っちゃうのって…」とか思ったんですがお客さんの反応はスゴかったですね。
■Tears of Tragedy
オフィシャルサイト
MinstreliXが終わったのに乗じてドリンクを取りに前方へ。
ドリンク取ったらそのまま下手前方に位置取り。
3バンドとも違う位置で観ることになってしまったけど致し方ない。
2ndアルバムと同じく、SEのContinuation of the Dreamから始まって Euclase へ。
この始まりの2曲、別記事でも書いたんですがCDで最初聴いた時はあまりピンと来なかったんですよねぇ。しかしなぜか聴きこむ毎にどんどん引きずり込まれていく超スルメ曲。
さらに!LIVEだと拳を振り上げるのにちょうどいいリズムだったりするわけで。
LIVE映えする曲でもあるなぁと感じました。
このままCDと同じ流れで Stay With You に行くのかと思いきや Another World へ。
というわけで本日のセットリストです。
2ndアルバムの最初と最後を固定して、中間の曲をAbyss抜きでシャッフルしてさらに1stの曲を織り交ぜた感じの本編セットリストでした。
アンコールは1stから2曲でしたね。
音のバランスは全楽器がワーッと襲ってくる感じでした。どの楽器が大きすぎるとかそういうわけではなく全体的にぐちゃぐちゃした感じでした。ただ、前述の通りこの日は3バンド観る位置を変えてしまったのであまり参考になりませんけどね。
ただ、そんなサウンドバランスの中でもHARUKAさんの声はスーッと耳に届いてくるんですよねぇ。これが凄い。PAさんの技量もあるんでしょうけど、あの演奏陣の音数・音圧だとPAさんがいくら頑張ってもVoにかなりパワーがないと埋もれてしまう方が多いと思いますよ、ホントに。しかもHARUKAさんの声質って若干ハスキーな感じじゃないですか。埋もれちゃっても
おかしくない声質なのになぜかスーッと抜けてくるんだよなぁ…。
そうそう、HARUKAさんと言えばHARUKA踊り、踊りと言えばHARUKA、なわけですが(笑)、その踊りっぷりもきちんと目に焼き付けてきましたよ(何じゃそりゃw)
さて、私の位置(下手寄りやや前方)では意外にも他の2バンドに比べてベースが引っ込み気味に聴こえたんですが、あれ以上上げてたら逆に全体的にうるさすぎになっていたと思うのであれはあれで良かったのかも。
YOHEIさんが弾いているベースって変わったフォルムだなぁ、何だろー?とLIVE中ずっと気になってたんですが、後でご本人のTwitterを拝見してスギちゃん、じゃなかったSugiだと知りました。ま、あたしには縁のないメーカーですな(笑)
そういえば最初の方のMCで 「Prison of Abyss は今日はやりません」なんて言っちゃってたのもなんか微笑ましかったですね。まぁ、私も若干期待していたクチでしたので、早めに言っていただけたのは助かりました(笑)
今後来るであろうワンマンライブのお楽しみ、ですかね。
今回「1stは物販で買う」つもりだったので1stの曲は未聴状態で臨んだんですが…
最新の2ndからの曲がメインのセットリストとは言え、アンコールが1stからの2曲だったので、やっぱりあらかじめ聴いてから臨んだ方が良かったかな…と少し後悔w
翌日からはこの日のセットリストと同じプレイリストをiPodに作ってループしまくったのは言うまでもありません(笑)
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終演後、本日の主目的wである 「Tears of Tragedyの1stアルバム」を購入。
アンコールの時の上半身Tシャツ姿で5人横並びで物販席で応対されてたあたりはステージ上でのやり取りと相まって「ファミリー」という感じが出ていて好感持てましたね。
全員にサイン&握手していただきました。
実は「バンドメンバー全員のサイン」をもらったのって初めてだったことに後で気づいた(笑)
それにしても…HAYATOさんの手はえらいゴツかったww
Crying Machineの最新アルバムも購入。
MASHAさんに「去年Work in Progressで観ました」と言ったらなぜかやたらと恐縮されてしまい、さらに横からMinstreliXのFigaroさんが「あー、それ吉祥寺の別のところですよねー」とか茶々入れられました(笑)
でも何でそんなん知ってるんだ?と思ったら内田さん(Imaginary FriendsのドラマーでもありDreamstoriaのドラマーでもある)の繋がりでしたね。
FUKOさんには「ベースの音メッチャカッコ良かったですよ」とお伝えしましたらギュッと握手していただきました。それにしても真近で見るとあらためて細いわー!
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先述の通り「鍵盤有りの5人編成」という共通点を持つ3バンドの競演でしたが、鍵盤のサウンドキャラクターの違いが印象的でした。
Crying Mashine:
オーソドックスなハードロックサウンド。ブラス系&オルガン系がメイン。
MinstreliX:
ザ・北欧系的なキラキラサウンド。
Tears of Tragedy:
巷で言われている通りシンフォニック。ストリングス系&エレピが印象的。特にエレピ!
同じ「鍵盤有りの5人編成」のバンドにいる自分としても非常に勉強になったLIVEでした。
Tears of Tragedy は3月にもクレッシェンドでLIVEがあるのでこんどは1stもしっかり聴きこんで臨みたいと思います!
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で、この日のLIVEに関してTwitter上で大きな話題となっていたのが…
この看板ですよ!!!
いやはや、これ全部手書きなんて信じられないっしょ。マジで。
クレッシェンドのとある女性スタッフさんが書いておられるそうで、いつも来るたびにスゲーなーと思っていたのですが、今日は今までで一番スゴかった!(>_<)
でもそう思っていた人は私以外にも多かったらしく、クレッシェンド歴が長い人でも驚嘆のデキだったようなのでよっぽどスゴかったんだなぁと。
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というわけで、今これを書いているのが3月1日。
今夜、吉祥寺クレッシェンドでTears of TragedyのLIVEがあるので、それまでには片付けないと!ということで慌てて書いた次第 m(__)m
いつも取り留めなく書いているのがさらに取り留めない状態になってしまい恐縮です…。
看板もLIVEも楽しみです!!(^^)
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