昨日11/14にZepp Tokyoで開催されたPSMS(Portnoy,Sheehan,MacAlpine,Sherinian)のLIVEを観に行って来ました!
2010年9月にDream Theaterを脱退したマイク・ポートノイ。
その後Adrenaline MobやFlying ColorsなどのバンドでCDをリリースしますが、なぜか(?)このユニットでツアーをすることになります。
当初、欧州ツアーからアジアツアーの日程が発表されましたがこれまたなぜか日本が入っておらず…。
するとしばらく経ってから日本ツアーもアナウンスされた、という次第。
当初は時期的に仕事が忙しい頃だなーと思ってチケット取ってなかったんです。
そしたらなんとか仕事はソコソコ的な感じになってきて、ついでに余りまくってる有給休暇を消化しちまえ!という勢いで、急遽前売り終了ギリギリでチケット取りました。
(結局、一日フルでは休めず午後半休となっちまいましたが…)
セットリストは事前に見ておいたのですが、予備知識としては
・DT/LTE=知ってる
・Talas=昔LIVE盤をLPで買った(笑) でも今はもう聴けず(涙)
・デレクソロ=1枚だけCD持ってるけど、どうもそのCDからはやってない
・トニー=全然知らん(^_^;)
という感じでしたので、Derekのソロでセトリに入ってる曲をいくつかYouTubeで予習しておきました。
DT/LTEの曲はさすがに当日のお楽しみ、ということで。
東京の会場はZEPP TOKYO。
「えー、結構思い切ったなー、埋まるんかい?」と思ったら座席指定とのこと。
それでもガラガラだったらかわいそうだなーと思ってたんですが…
いざフタを開けてみると1階席は全部埋まってたんじゃないでしょうかね。
客層は4月のDTの時も思ったのですが意外と若い女性が多いなーと感じました。
私の前と右隣はおそらく20代の女性でしたね。
誰目当てで来たのかなぁ(^_^;)
Mr.Bigのファンの方が多いのかなーと思ったりして。
マイキーを生で観るのは…2006年1月のDTのOctavariumツアーでの来日時以来ですので…なんと6年10ヶ月ぶり!!
他のメンバーについてはデレクとトニーは初。
(そう、私Dream TheaterのLIVEを初めて観た時は既にKbはJordanだったんです…)
ビリーはMr.Bigで去年の春に見てますね。
今回のツアーですが、機材やローディは現地調達ということで、特に東南アジアツアーではだいぶ苦労したようで…。
(欧州でもブタペストの動画とか見ると、マイキーにしちゃぁ超シンプルなセットです)
しかしここ日本ではドラムに関してはTAMAさんが頑張ってくれたようですね。
ゴングバスとオクタバンがしっかりと装備されておりました。
会場入りするまでいろいろ寄り道してたのをfacebookにポストしていたのですが、そのリプで、先日初顔合わせしたうちのバンドの新ドラマーさんも観に来ることが判明。
メッセージ投げてみると「今ゆりかもめ乗りました!」とのこと。
え?開演まであと15分なんですけどね(笑)
「結構ギリですね」と返したら…
「え…前座とか無いんでしたっけ?」
ハイ、無いです…(^_^;)
まぁ、開場も10分ぐらい遅れたせいか、開演も15分ぐらい遅れてくれたので間に合ったみたいで良かったです。
ってことでセットリストです(いきなり^^;)
#setlist.fmから拝借しました。
1.A Change of Seasons: I The Crimson Sunrise
(Dream Theater cover)
2.Acid Rain
(Liquid Tension Experiment cover)
3.The Stranger
(Tony MacAlpine cover)
4.Stratus
(Billy Cobham cover)
5.Atlantis, Part 1: Apocalypse 1470 B.C.
(Derek Sherinian cover)
6.Guitar Solo
7.Been Here Before
(Derek Sherinian cover)
8.Birds of Prey (Billy’s Boogie)
(Tony MacAlpine cover)
9.Bass Solo
10.The Farandole
(Talas cover)
11.The Pump
(Jeff Beck cover)
12.Drum Solo
13.Nightmare Cinema
(Derek Sherinian cover)
14.Hell’s Kitchen
(Dream Theater cover)
15.Keyboard Solo
16.Lines in the Sand
(Dream Theater cover) (abridged)
Encore:
17.Shy Boy
(Talas cover)
(Billy Sheehan on lead vocals, Mike Portnoy on backing vocals)
全体的な感想ですが…
とにかく、
マイキーの元気な姿を見られて良かった!
に尽きますね。
特に、あの頭をガンガンやりながら叩く姿。
スティックでオーディエンスを煽る姿。
立ったまんまバシバシとシンバル叩く姿。
でも、やっぱツバ吐くのはあまり好きじゃないですけどね(やってましたけど)。
そして、私の大大大好きな”Hell’s Kitchen”をやってくれて…感動でした。
(というかこの曲観たさに来たようなモンですが^^;)
一方ではVoパートどうするのかな?と思っていた”Lines in the Sand”、まさVoパートぶった切って繋げてみました的なアレンジにはちょっと失笑でしたがw
他のメンバーについては…
デレク・シェリニアンが良かったですね。
DTにいた当時は前任者とあまりにもスタイルが違うせいで不遇な人でしたが…。
彼の特徴的なリード音(太めのブラス音?を歪ませたような音)が好きなんですよねぇ。
一方でオルガンとかも使ったりして多彩なプレイを聴かせてくれました。
さらに、ソロ曲が結構Good!
特に、マイキーのMCで”Crazy Song!”と紹介された”Atlantis, Part 1: Apocalypse 1470 B.C.”が変態チックな曲で気に入りました。
うむ、これはCD探さんと。
ビリー・シーンについては…
さすがの安定感!
まぁ、DTの曲では多少の弾きすぎ感は否めませんが、そこが彼らしさでもあり(^^)
アンコールでの”Shy Boy”ではリード・ヴォーカル取ってましたね。
Mr.Bigでは2コーラス目だけ歌ってましたっけ。
しかし、この曲、初出からもう30年近く経つわけですがこんなにも永い間歌い継がれるとはねぇ。
最後にトニー・マカパイン。
DTの曲ではどうしてもペトルーシと比べてしまうわけですが…
結構頑張ってたんではないでしょうか。
(仮にもいわゆる速弾き系の先駆者に対してかなり上からモノ言ってますが^^;)
ただ、”Shy Boy”の2コーラス目で歌の後ろで入るギターとベースのユニゾンフレーズをサボってやらなかったのはいただけないなぁ(-_-;)
というわけで、最初は「ガラガラだったらかわいそうだから」とか「マイキーの元気な姿だけでも観に行こう」というボランティア精神的な観点から観に行ったLIVEでしたが、かなり楽しめました(^^)
ただ…
何でこうなっちゃったのかなーというのを考えると複雑な想いも。
確かにマイキーが抜けた新生Dream Theaterは作風が変わって高評価を受けました。
ADTOEツアーも高レベルのパフォーマンスで、4月の来日公演も確かに良かった。
しかし、この日のPSMSのLIVEには今のDream Theaterには無い「何か」があったような気がします。
そういえば、私の隣りの若い女性。
最初のソロタイムがTonyだったんですが、その間座ってたんで「あ、これで誰が目当てかわかるな」と思ってたら…どうやらマイキー目当てだった模様。
マイキー以外の3人のソロの時はガッツリ座ってましたが、マイキーのソロの時は一生懸命背伸びして見ようとしてたのが微笑ましかったです(^^)
最後に…メンバー紹介でビリーがマイキーを紹介しているところ。
※現場スタッフに「静止画撮影はOK」なことを確認済みです。
…が、いかんせん遠くて(^_^;)
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関連リンク
Dream Theater @東京国際フォーラム
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