[LIVEレポ] DREAM THEATER @Shibuya-AX (2006/1/16)

ライヴレポート

東京国際フォーラム2日目に続いて…
行ってきました!Dream Theater 東京3Days の最終日!

もう丸2日以上経ってますが、ライヴ終わってからず~っと頭の中で
“Wait For Sleep~Learning To Live”
がリフレインしています。
でもホント無理して行って良かった~。
LIVE当日の昼頃は「こりゃ行けないかも」って状況に陥ってたもので。

というのも…

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LIVE当日、体調は絶不調

LIVE当日、早退するためにいつもより1時間早く家を出たのですが、体調は絶不調。
腰だけでなく身体の節々が痛く、朝食は食べれたもののなんか胃がもたれるような感じが…。
でも今日は仕事的にも行かねばならない行事があったのでなんとか出社しようとしました。
…が、電車に乗ってるうちにどんどん症状が悪化し、途中の横浜でとうとうギブアップ!
帰宅して熱を測ると…37℃!
平熱が35.5℃の私にとっちゃ充分な「高熱」で、数字を見ただけでクラクラしてしまいました(苦笑)。
医者に行って再度測ったら37.9℃!
えー!30分もしないのに1℃近く上がってるし~。
ここで「ひょっとしてインフルエンザ?」という疑念が…。

診断は「風邪」

もしインフルだったら…ウィルスをLIVE会場でばらまく訳には行きません。
ですので「なんとかただの風邪でありますように!」と祈りながらかかりつけの医院で診てもらったら…「風邪」でした。これでまずは一安心。

しかし!なんとか体調を復活させなければ!
薬をもらって帰宅したら、すぐに薬を飲んで布団に入りました。
もちろん、会社は休んでいますが当然ライヴには行く気満々です。
BGVは13日に会場で買った”Live at Budokan”です。
でも、この時点で熱は38.3℃。
もうなんかボーッとしてましたね。

熱は下がらずも…行くしかない!

寝たりDVD見たりしている間に時間は16:00。そろそろ決断のタイムリミットです。
熱を測ると37.6℃ …ってほとんど下がってない~(涙)。
自分的には「37℃切らなかったら止めようかな」と思ってたのですが…
やっぱり止めるなんてできません!強行突破あるのみ!
でも、2階席取っておいてよかった~とこの時心底思いました。

ギリギリまで寝てたので会場入りもギリギリ。
2階席のイスはやっぱり国際フォーラムに比べたらチンケだなぁ~なんて思いながら自分の席を探し当てると…なんとパイプ椅子!
でも、無いよりはマシか。

第1部

定刻より10分ぐらい遅れて会場暗転。
SEの後は砂嵐ではない…ってことは???と思っているとスクリーンにハーモニクスを奏でるマイアンの姿が。 “As I Am” だー!
TOT大好きなのに武道館公演に行っていないという愚かな私にとってはこのうえないオープニング。
ここで2部はOctavarium完全再現かな、と確信。
音のバランスは国際フォーラムよりだいぶ良かった。
ただ、眺めはジョーダンとマイアンが完全に死角になってしまってイマイチ。
ただ、スクリーンが見えるのが不幸中の幸いでした。
マイキーはジャイアンツ8番(仁志)のユニフォーム着用。
ヴェルディorスワローズはお気に召さなかったのかな??
その後流れるように”The Mirror”~”Lie”。
TOTと並んでAWAKEも好きな私は…ここでまず昇天(笑)。
そして1stからの”Afterlife”,SFAMからは”Through My Words~Fatal Tragedy”と東京で演奏していなかった曲を立て続けに披露。
一息入ってラブリエが「日本ではまだ演っていないFIIのアウトテイク」と紹介した”Speak To Me”。
「おぉ!これFIIの初回盤に付いてた8cmCDに入ってた曲ぢゃん!」 と思い出したが曲は思い出せませんでした…。
ここまでで7曲。
2部がOctavarium完全再現ならそろそろここであの曲が… と思っていたら来ました!”In The Name Of God”!
ラストの”♪Wow Wow Wo”の大合唱で2回目の昇天!
あーなんてことでしょう。
風邪っぴきの身ながら1部で既に2回イッてしまいました(笑)。
まだ半分過ぎてないのに身体持つかなぁとマジで心配になりました。

インターミッション

休憩時間はPipo&EloをBGMにしばし仮眠。
このツアーの休憩時間のBGMがこの2人の「DTアコースティックカバー」で良かった…。
BGMは”Silent Man”の後半でフェイドアウトして休憩終了。
仮眠とったせいでちょっと持ち直したゾ!

第2部

“In The Name Of God”のエンディングからスタート。
やっぱり”Octavarium”完全再現だ!
ジャケットに写っているアメリカンクラッカーが動いてるよー!
と無邪気に感動。 しかも出てきたメンバーはみんなマスクしてるし(笑)。
ラブリエはさすがに歌が始まったら外すのかなと思いきや…あれれ?外さないや。 2階からは見えなかったのですが、”HM/HRを良い音で聴こう“さん、”蹴球夢劇場“さんのレポートによるとラブリエのマスクには穴が開いていたそうですね。
ナルホド~。
“Octavarium”はTOTと一緒に買ってしまったので、実のところどちらかというとTOTばかり聴いてたんですよねぇ。
“I Walk Beside You”も最初は「なんじゃこの曲?」という印象でした。
でも、ライヴが近づいてきてようやく聴くようになったのですが”These Walls”から”Never Enough”の流れは結構好きになりました。
もちろん”I Walk Beside You”もいつの間にか好きになってました。
ただ、ラスト2曲はいつも睡眠タイム(いつも通勤中に聴いているので)になってしまうわけで…。
ところが、ライヴでは違いましたね。
“Sacrificed Son~Octavarium”の2曲もかなり好きになりました。
しかしジョーダンの新兵器、何アレ!?
国際フォーラムの時は2階で遠いしスクリーン見えないしで良くわからなかったんですがあんな楽器初めて見ました。
あと、YESのスティーヴ・ハウが使っている楽器(名前ド忘れ。日本の大正琴みたいなやつ)も使ってましたね。
“Octavarium”の”Full Circle”ではモチーフになった曲のアルバムジャケットがスクリーンに次々と映し出されてましたが照明が明るすぎて2階からはあまり良く見えなかったのがちと残念。

アンコール

Octavarium完全再現が終わり、少し放心状態。
2階もほとんどみんな立ったままでアンコールの拍手を送っているけど「ちょっとゴメン座らせて」ってな気持ちで座りながら拍手。
歓声が上がった、ということはメンバーが出てきたということか。
キツいけどあとちょっと、という気持ちで再び立つ。
頼む!是非ともあの曲を!
…という皆の気持ちにいったんフェイントをかけるようにジョーダンのピアノソロ。
そして…やった! ”Wait For Sleep”!
ヤバイ、涙腺が緩んできた…。
(ってこの文も当時を思い出して涙腺緩みながら書いてます(笑))
やっぱり美しいよ、この曲。
そして”Learning To Live”! 私の緩んだ涙腺にもう歯止めは効きません。
涙流しながら一緒に歌ってたと思います、たぶん。
そして、名古屋・大阪ではオリジナルのラインで決めたというラブリエの”Wow Wow Woh~!”のハイトーンシャウト、ここ東京でもバッチリ決まり大団円を迎えたわけで…。
いやはやそれにしてもスゴイ盛り上がりでした。
体調さえ良ければ1階に降りたかったんですが…。

帰路へ

外に出るとポツポツと雨が。
しかも寒い。
一気に現実に引き戻されて疲れがドッと出た…。
「行きはヨイヨイ帰りはコワイ」とはま
さにこのこと。
家にたどりつくまでの時間がとてつもなく長かった。
(何度途中の駅で降りてタクシー乗っちゃおうと思ったことか…)
帰宅したらすぐ寝ましたが、翌朝になっても熱はあるわダルいわでさすがに休みました…。
もちろん、家で寝ている間はずっと16日のセットリストと同じプレイリストをMP3プレーヤーで聴いて余韻に浸っていました。

最後に

ライブハウスというスタンディング会場でのLIVEでしかもOctavarium完全再現ということでなんだか今まで体験したDREAM THEATERのLIVEとは会場の雰囲気が違っていました。

そして、そんな異様な雰囲気の中体験できたLIVEはもう私史上No.1の内容だったと思います。
※2020年8月時点でもNo.1キープしています(笑)

次もラストは是非スタンディングの会場でお願いしたいですね。
それまでには1階でも耐えれるように身体鍛えておきたいと思います(笑)。

 

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