前回の続きです。
◆そこに鳴る / I’m NOT a pirolian
さて、こちらはメタルでもプログレでもないいわゆる”J-Rock”とか”ロキノン系”…って言うジャンルなんでしょうかね？ただ、そんじょそこらのJ-Rockと若干違うトコロはタッピングでしかもユニゾンでピロピロやっちゃってるんで、逆に私なんかには馴染みがあるサウンドになってるトコロですかねｗ
これは妻に勧められて聴きました。妻がどこで見つけてきたのかはよくわかりませんw
タワレコ特典で演奏指導的なDVDをもらったのですが、それがまた面白かったですねぇ。3ピースなのにイントロでタッピングフレーズとカッティングが重なるパートがあるのでこれライブでどうしてるん？と思ってたらルーパー使用とのこと。なるほど。
《Favorite Tunes》
1. pirorhythm stabilizer ～only your world～
5. さらば浮世写し絵の如く(do-do gigantic evolution ver)
そして、このドラマーさんは絶対メタルな人だと思いますｗ
◆℃-ute / The Middle Management～女性中間管理職～／我武者LIFE／次の角を曲がれ
えーと、今度はアイドルですw
年間ベストテン(非HM/HR編)ではAKBグループがちょこちょこ出てきますが、ハロプロ系も少し守備範囲だったりします
にしてもタイトル長っｗ ←トリプルA面のシングルだそうです。
ハロプロと言えばつんく♂ですが、例の病気のせいでしょうか…この3曲のうち つんく♂ が関わっているのは1曲のみ(しかも作詞)なんですねぇ。しかし、それはそれで新しい風が吹き込まれているようです。
MUSIC+というYouTubeチャンネルでこの曲のレコーディング風景が特集されていたのですが、生演奏にこだわって作られた曲です。ドラムはもちろんのこと、弦楽四重奏まで。ギター・ベースはアレンジャー(鈴木”Daichi”秀行氏)自身が弾いてるとのことですが、このベースラインがまぁカッコイイんですわ。
《Favorite Tunes》
3. 次の角を曲がれ
3曲の中でもダントツで↑の「次の角を曲がれ」が好みですねぇ。
作曲者の中島卓偉氏がコーラスで参加しています。これもレコーディング風景観てるせいか味わい深いです。
さて、ここからは日本のインディーズメタルシーン注目の2バンドを。
◆Octaviagrace / RESONANT CINEMA
Scrambled Soul Circus(以下SSC)にも参加しているベーシストYouske氏をリーダーとする新バンド。同じくSSCに参加していたキーボーディストReanne氏はこちらに専念。さらに元Albionの華子(Gt)、元CROSS VEIN のKo-ichi(Dr)…そしてRoman So Wordsの実稀(Vo)という名だたるメンバー！
楽曲の系統は↑に名前が挙がっているバンドのいいとこ取り的な、どことなく哀愁漂うメロディック・メタル…といった感じでしょうか。ただ、このバンドのスゴいところは、ドラマー以外の4人が曲書いてるところですかね。何気にVocalの実稀さん作曲のラストノスタルジアが一番プログレっぽかったりするあたりもスゴいｗ
Vocalについては賛否両論あるようですね。確かに前回紹介したCROSS VEINのJULIA嬢の方が歌唱力は断然上なんでしょうけど…私はこちらの実稀さんの方が断然好きです。こればっかりは好みの問題なんでしょうねぇ。
そして、演奏陣。こちらも賛否両論あるようですが、これまた私は大好きですｗ 派手ではないものの堅実なドラミングの上で縦横無尽に走り回るベース。さらにその上でカラフルの音色のキーボード、ザクザクとした心地良い音で多彩なプレイを繰り広げるギター…もう秘孔を突かれまくって思わずひでぶーと言ってしまいそうなぐらいｗ
このバンドはぜひぜひ生で観たいです！
《Favorite Tunes》
1,Dramatic Quiet
3,Hardenbergia
4.ラストノスタルジア
もう全曲好きですが、敢えて絞るならこの3曲かな…。
そうそう、レーベルはWalküreです。MIXはレーベルメイトMAHATMAのTsubasa君なのも注目です！
◆Loszeal / Ideal World
Black-Listedレーベルから突然(?)現れたプログレメタルユニット。いや、私が無知なだけなんですがねｗ
ユニットとしては2007年から始まっているようですが、既発の音源としては2013年に十聖槍物語というコンピレーションアルバムに提供された “Repeat Itself” だけだそうです。
今回クレジットされているメンバーはVo,Gt,Baの三人ですがすみません誰も知りませんでしたｗ
Vocalさんは2013年の音源で歌ってた方とはまた違って、本職が舞台女優の蜂谷眞未さんという方。
そのVocalが実はかなりクセが強いですね。最初トレイラーで聴いた時は若干違和感ありましたが、アルバムフルで聴くとその強いクセにかなりハマりますｗ 本職は舞台女優さんとのことですが、そのせいか抑揚のメリハリ…特に抑え気味に歌う時の歌い方が素晴らしい。ゾクゾクします。
さらにそのクセのあるVocalが乗る歌メロがこれまた独特。↑で紹介したOc
taviagraceが王道的なクサメロなのに対してこちらは一歩引いたあたりをくぐり抜けるような歌メロ(自分でも何言ってんだかよくわかりませんがｗ)。
曲調は冒頭に述べたようにプログレメタルなんですが、Dream Theater とはちょいと違う感じ。演奏陣の音像的には Pain of Salvation (ただし私的に全盛期と思っている15年前ぐらいの)に近い印象を受けましたね。Vocalの性別が違うのでパッと聴いた感じは結構違うんですが、ドラマティックな歌唱法は実は結構近いかも？とか思ったりもして。
《Favorite Tunes》
2. 懶惰、断絶
3. Repeat Itself
6. Freak Outsider
もうとにかくM1からM3の流れがたまらんです、もう。
※Freak Outsiderは今日PVが公開されましたが超絶カッコエエです！→こちら
M4ではBassの本郷拓馬氏がチャップマン・スティック使ってますね。ネットラジオのインタビューで好きなベーシストとして一番にTony Levinを挙げておられるのを聴いて電車の中でニヤニヤしていたのは私ですｗ
そして！7/25に初ライブがあるそうですが…残念ながら先約ありなのです(T_T)
しかし、サポートメンバーも大変だこりゃ！
※ドラムは田中まさよしさんという方がサポートされるそうです。
？キーボードは？？…同期音源ですかね？
2ndライブもぜひ早めにお願いします…m(_ _)m
今回はこんなところで！
不定期で気が向いたらまた書きます。
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