追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン

鋼鉄

もう亡くなってから1週間以上経ってしまいましたか…。
エディの凄さや功績についてはもういろんなところで語られていると思うので、追悼というよりは思い出話をつらつらと書いてみたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ギターを始めた頃

いちおう自分は楽器はギターから始めたのですが、その頃はリッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーをひたすらコピーしていたんですね。もちろんエディの存在は知っていましたが「ライトハンドなんて無理無理」と思っていたのかもしれません。
が、そんな中で NIGHT RANGER のジェフ・ワトソンの8フィンガーが流行った頃にドハマリしまして…。それがきっかけかわかりませんが VAN HALEN も弾くようになりました。
そこでよく覚えているのが、どちらかというと「ピッキングハーモニクスも結構大変」ってこと。「あんな音出せんわ!」ってよくギター投げつけてました(嘘。

昭和Jump合戦

VAN HALENの名盤のひとつでもある「1984」が発売された当時、自分はまだギターを始めて間もない頃でバンド活動はしていませんでした。友人の一人がバンドでキーボードをやっていて、その年の文化祭で「Jump」を演奏すると聞いて「スゲー!」と思ったのをよく覚えています。

しかも、その年の文化祭は他にも「Jump」をやるバンドが多くて…。
さながら「平成狸合戦」ならぬ「昭和Jump合戦」だったのもすごくよく覚えています。

ちなみにその友人には学校帰りに楽器屋に寄ってJumpのイントロを教えてもらったので今でもあのイントロだけは弾けます(笑)

新体制での夜のヒットスタジオ出演

「1984」での大成功にもかかわらずデイヴ・リー・ロスが脱退し、サミー・ヘイガーが加入。
ソロアーティストとして成功していたサミーが加入したことは大きな驚きでした。
そんな中、新VAN HALENが当時フジテレビ系で放送していた「夜のヒットスタジオ」に衛生生中継で出演して新曲を世界初演奏する!というニュースが入ってきたのです。

中継が始まり、日本中のハードロックキッズが注目する中 Why Can’t This Be Love が世界で初めて演奏された訳ですが…

映し出されたのはニコニコとキーボードを弾くエディ(笑)
そして、♪トゥルットゥルットゥールットゥールルーとギターソロを弾きながら歌うサミー。
結局、エディはギターはぶら下げているだけでギター弾きませんでした。

いやー、これはかなりショックでしたね。
まぁ Jump のMVでもエディはキーボードも弾いてますけどさすがに全くギターを弾かないというのは予想できなかったw

結局この時の映像がこの曲の公式MVとして採用され、MTVやらでバシバシ流れてた覚えがあるんですが…YouTubeで探しても出てこないんです。自分の記憶違いだったかな?

来日公演参戦

サミー・ヘイガーを迎えた新体制での初アルバム「5150」は前作よりもキーボードがさらにフィーチャーされ、別バンドと言ってもいいぐらい変わりましたが、売れましたよね。
売れすぎて日本に来るヒマもなかったぐらいですから。

自分は1984よりも5150の方が正直好きでしたので来日公演を待ち望んでいましたがそれは結局叶わず。次のアルバム「OU812」でのツアーでVAN HALENのLIVE初体験と相成りました。

この時の日本ツアーはWikipediaを見てみると初日が武道館で〆が東京ドーム2DAYS(追加公演)。
私が参戦したのはドームの2日目の方だったのですが、(確か)追加の追加ということもありスタンドはガラガラ。当時伊藤政則氏がよく使っていた「空席以外は満席」という状態でした。

そんな状況でLIVEが始まった訳ですが、1曲目がなんとサミーのソロ曲(笑)

これは強烈に覚えてました。
セットリスト見たら他にも2曲ぐらいやってましたね、サミーソロ曲。
サミーのソロ曲も悪くはないんですけどねぇ…。正直 Dreams とか Love Walks In とか5150の曲も聴きたかった!と一緒に行った友人と帰りにボヤいてたのも覚えています。

その後

「OU812」の後はちょうど自分が音楽から離れていた時期だったので実はあまり知らなくて…。
ゲイリー・シェローンが在籍してしかも来日もしてたとか全く知らなかったのでした。

デイヴ・リー・ロスが復帰したアルバムは良かったですね。
ブログも始めていたので当時レビュー書いてました。
しかし、このレビューの最後にも「早く来日して欲しい」とか書いてるのに来日公演は観に行かなかったのですよねぇ。なぜ行かなかったのかはさっぱり覚えていないんですが、今さらながら大後悔…。

最後に

なんだか自分がベース弾きなせいか、エディ個人というよりはバンド全体に対する思い出になっちゃいましたね…。

ただ、自分がステージで演奏する時、この人のことを意識していたのは紛れもない事実です。

心よりご冥福をお祈りします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました