ZOOM Q4 レビュー

このブログにしては珍しく「モノ」のレビューなんかを。

さて、今回買ったのはコレ↓です!

ZOOM ハンディービデオカメラレコーダー Q4/ZOOM(ズーム)
¥32,500
Amazon.co.jp


※筆者注:2015年4月7日現在のAmazon価格は22,900円です。

2月まで所属していたTentativeのライブではだいたい私が動画撮影担当だったんですがデジタル一眼カメラ(Canon EOS Kiss X6i)と外部マイク(ZOOM H1)の組み合わせで撮影してました。
音も画像も結構イイ感じで撮れるんですが、会場によってはデジタル一眼カメラを三脚で立てにくい会場もあったりで、そういう時は撮れなかったりしてしまって…(その時は幸いお客様に撮っていただけたんですけどね)

あとは、Cycle of 5thのライブで手持ちのデジカメを総動員して撮ったものの「デジカメは撮影時間MAX30分」の壁に苦しんだり…。

ということで…
「小さくて撮りっぱなしにできるビデオカメラが欲しい!」
と思い立った次第。

この価格帯だとSONYのHDR-MV1が競合機種になるんですが、Q4の方が液晶ディスプレイの使い勝手が良いとか、上位機種のQ8が出たのでちょっと安くなるかなーということでQ4に決定。ヤフオクで新品同様のモノをAmazon価格より5000円以上安い価格でGETできました。

では、早速Tentativeのスタジオリハでテスト使用!

【撮影条件】 画質:720p、モード:AUTO

※↑YouTube画面のキャプチャです。

うーむ、なんか発色がイマイチ。特に赤や肌色が…。
この時点で若干イヤな予感がw
録音のゲインは一番低いLを選択しましたが、ちょうど良かったようです。
音質は全く問題ないですね。

そして、いよいよライブ本番!

【撮影条件】 画質:720p、モード:AUTO

※これ↑もYouTube画面のキャプチャです。

うーむ、照明が暗いというのもあるけど…粗い(-_-;)
今回は赤がきっちり出てますね(これも照明の影響でしょうけど)
対バンさん達の動画も撮らせてもらったんですが同じ感じでしたね。
この時点で「粗い」のはモードを「AUTO」にしてしまったせいかな?と思ってました。

なので、3月にセッションつながり&Twitterつながりのバンドを観に行った時にもQ4で動画を撮らせてもらい、その時はモードを「Concert Lighting」に設定してみました。
すると…粗さは無くなったものの…暗い&発色悪い…(-_-;)
(自分のバンドでは無いのでキャプチャは割愛)

あぁ、どうやったらキレイに撮れるのか?
YouTube上にはQ4で撮ったライブ映像とかupされてます(サンプル)が、ソコソコ見れるんですよねぇ…。
何が違うのだろう??と考えた挙句、「もしかしてライブハウスの照明が暗めだったのか??」なんて疑いをかけてしまったり…。

そして、3月末のCycle of 5thのライブで三度目の正直ww
まず、「モード:Concert Lighting」で撮影

【撮影条件】 画質:1080p、モード:Concert Lighting

※↑はWMPのキャプチャです。

あーーーダメだ、暗い!暗すぎる! orz
発色も…無いに等しいww

最後の切り札、「Night」モードにライブ途中で変更。

【撮影条件】 画質:1080p、モード:Night

※↑はWMPのキャプチャです。

粗い! そして、露出オーバーww
まぁ、ある程度予想はできましたが…。

結論としては…ライブ撮影用としてはキビシイですねぇ、画質的に。
音は全然問題無いんですが…。
あとは、これが個別不良かどうか?が問題。

実際、↓の2つとかはまあまあキレイに撮れてる感じなんですよねぇ…。
ZOOM Q4で撮影してみた!~ RIDDIMATES LIVE ~
ZOOM Q4 meets 忘れらんねえよ|Q4で撮影したライブ映像をチェック!
→もしかすると編集時に補正してるのかもしれませんけどね。

お次は他のカメラとの比較動画。
ZOOM Q3HD & Q4 比較動画 – ライブハウス ドラム横 編
→うーむ、Q4はウチのと同じ感じですねぇ。
どうみてもQ3HDの方がまだマシ…w

Zoom Q4 vs iPhone 4 and iPhone 5
→iPhoneの方が…(以下略

【総括ッ!】ZOOM Q4レビュー(3)比較結果を受けたまとめ【&追加説明】
→そうそう、↑の主の方もおっしゃってますが、使い勝手はかなりイイんですよ。
液晶ディスプレイとか設定スイッチとか。
これで画質良くなったら最強なんですが、Q8では音の強化の方に走ってしまって…。
しかし、↑の動画もやっぱり発色が…w

ここまで参考動画を見ると、なんか個別不良でもなさそうですね(T_T)
いちおうZOOMには問い合わせてみようと思ってますが。

そういえば、TwitterでQ4の画質について愚痴ったらとあるフォロワーさんから
「やはりカメラメーカーの方が画質はいいですよ」
とのアドバイスをいただきました。

で す よ ね ぇ w
安物買いの銭失いとはまさにこのことw
あ、念のため言っときますけど私、基本的にZOOMerですからね(笑)
先述のH1(レコーダー)だけでなく、エフェクターもB2(ベース用マルチ)、MS-50G(ギター用マルチ)なども愛用してますんで。
でもやっぱりこの画質は…キビシイ。
スタジオでリハの様子を撮るのには使えそうですが、それでも発色がなぁw
まぁその用途だと公開することもないんでソコソコ見れてソコソコ聴ければいいんでしょうけど。

別のフォロワーさんからは「GoProいいですよ」とオススメされました(笑)
確かに、その方がセッションで撮った動画や静止画を拝見しましたが、やっぱ画質いい!静止画もかなりの画質でしたし。
しかも!その方のバンドのリハ動画なども拝見したら…内蔵マイクでも音質結構いいんですよねぇ。
確かにこれはイイ。でも…高いww

ただ、マルチカム動画を作るための素材を増やすならもうスマホでも充分かな、と思ったりもして(スマホは撮影時間制限無いみたいですしね)。
しかーし!
実際↑で撮ったCo5のライブ動画を使ってマルチカム編集してみたんですが…

PCパワーが足りず編集できませんでした(笑)


カメラ増やすよりPC増強する方が先のようです…(T_T)

【追記】
ZOOM Q4に関する話題をググってみると「4GBを超えると撮影が止まってしまう」という記述が結構見つかります。

ただ、私の環境では問題なかったですね。
4GBを超えたらきちんと次のファイルに記録されていました。
※ファームウェアVersionが最新で、なおかつ記録スピードが速いSDカードを使う、というのが条件のようですが…
※4GBを超えた場合でもQ4本体で再生する場合は見かけ上は1つのファイルとして扱われるようです←これ大事

ちなみに私が使ったSDカードは本記事の最後にリンク貼りました。
UHS-IではないClass10ですが、いちおうZOOM公式サイトでも動作確認済みの太鼓判が押されている型番ですので。

しかし…その4GBを超えた時のファイル名の付け方がイマイチなんですなぁ!
↑で「これ大事」と書いたことに関連するんですが、例えば、最初に撮った動画は「ZOOM0001.mov」というファイル名になりますが、これが4GBを超えると超えた分は「_ZOOM001.mov」というファイルに記録されます。ここでいったん撮影停止して、次の撮影をすると、そのファイルは「ZOOM0002.mov」となる訳です。
そうすると、PCのエクスプローラでSDカードの中身を見た時にファイル名でソートしていると
_ZOOM001.mov
ZOOM0001.mov
ZOOM0002.mov
という並びになります。
この例はまだ3つしかファイルがないのでいいんですが、ファイルが多いとですね…4GB超えた分のファイルを完全に見失う訳ですよ。

これのせいで私の場合、こんな困ったことがありました。
1)自分のバンドのライブを撮影。
2)その帰路でQ4本体で再生して「最後まで撮れている」ことを確認
3)自分のバンドの動画の番号は「0008」、その後のバンドの動画は「0009」であることを確認
4)PCで「0008」ファイルを編集しようとしたら、最後まで撮れていないことに気づく
5)でも次の「0009」はやっぱり後のバンドの動画。
6)うちの動画の最後ドコ行った?と大捜索
(更新日でソートしていれば一発だったんですが…)
7)パニックになりなぜか古い動画を消してしまう
8)その中に4GB超えた分のファイルが含まれていた!!
9)しかし時既に遅し…。
10)いろいろなリカバリーツールを試したものの復旧できず
11)バンドメンバーに謝る

まぁ、消してしまったファイルは時間にして40秒程度だったので被害は最小限で済んだのですが、よりによって私のそのバンドでの最後のライブの最後の曲の最後を消してしまったので、個人的にはかなりショックでしたね…(T_T)
パニックにならずに冷静にソート条件を変えたりすれば良かったんですがねww

【Amazon.co.jp限定】Transcend SDHCカード 32GB Class10 …/トランセンド・ジャパン
¥2,200
Amazon.co.jp

コメント

タイトルとURLをコピーしました