Tentative @EGO TRIP MANIA、ありがとうございました!

komaの怒濤のLIVE WEEK、1st Dayは六本木バウハウスでの
“EGO TRIP MANIA”
というイベントにTentativeというギターインストトリオバンドで参加させていただきました!

当日は昼からライブハウスでのリハだったので、その前に渋谷のスタジオで2時間ほど最終調整、ということになっていたのですが…

まさかの大寝坊(汗)

さらに渋谷から徒歩2分なのに道に迷うというていたらく (;一_一)
スタジオに着いた時には既に1時間経過。
あぁ、なんという最悪のスタート…。

なんとかセットリストをひと回しして、その後タクシーで六本木へ。

このバウハウスというライブハウス、通常はミュージックチャージを払えば演奏に参加できるというシステムのお店らしいです。
あれですね、去年3月にCo5でLIVEやった六本木のGIGABARと同じですね。

さて、我々Tentativeのリハは3番目。
…なんですが、一つ前にリハやった「CAPSULE VISION」というバンドがメチャウマでして…。
しかもベースの方が鍵盤やらペダルシンセを持ち込んできてたりしてましてね。
ベース弾きつつ手足で鍵盤を鳴らすスタイルはもうRUSHのゲディ・リーそのもの。
※ペダルシンセにはYESのステッカーが貼ってありましたが…(^_^;)
「うわー、この人の前ではYYZなんかできんわー」とか思ってました(笑)

で、我々Tentativeのリハ。

以前、ドラマーさんに
「ステージではアガる方ですか?」
と聞かれたことがあるんですが、自分は基本的には全然アガらないんですよね。
でも例外があって、環境が変わった時はなぜかアガります。
Co5の初めてのステージなんかアガりまくって手が全然動かなかったっけ。
で、ここ数年は全然アガらなかったんですが、この夏のメタルセッションの最初の曲はなぜかアガっちゃったんですよねぇ。
なので、今回もTentativeでの初ステージということでまぁアガるだろうと思っていたら…

案の定アガった(笑)
しかもリハでwwww

まぁ、そのおかげかなぜか本番は全然大丈夫でしたけどね。

ってことで本番はこんな感じで。
(この日は息子が来れなかったので撮影はカミサンです)

いやはや、普段フロント4人のバンドでやってるんで、2人でステージ独占しちゃって逆に場所を持て余した感アリアリ(笑)

以下、セットリストのご紹介。

——

1. Summer Song (Joe Satriani)
実はサトリアーニって全くと言っていいほど聴いたことないんです。
昔ミック・ジャガーの単独来日公演を観に行ったことがあるんですが、その時のギターがサトリアーニでしたね、確か。
※当時は頭はフサフサでした(^_^;)
さて、この曲はサトリアーニの中でも定番曲らしく、アップテンポの軽快なロックナンバー。
ピック弾きで、しかもダウンピッキングONLYで通しています。
リハの時はいつも右手が結構キツくてね。
ヒィーヒィー言いながら弾いてたんですが、この日はなぜか全然問題無かったです!

2. Swink (Cosmosquad)
ハイ、Cosmosquadってのも今まで全く聴いたことなかったです。
バンド名すら知らなんだ。
ギターがジェフ・コールマンと聞いてもピンと来なかったのですが、ベースがバリー・スパークス、ドラムがシェーン・ガラースと聞いて…そう、B’zのサポートのリズム隊ですね。
この曲はドラマーさん推薦だったのですが…推薦者自身が超苦戦するという難曲(笑)
正直「12月にLIVEやる!」と決めた際にメンバー3人とも「この曲間に合うかな?」と思っていたのではないかと。
ベースも激ムズでした。特徴的なのがゴーストノートの使い方とかウニョウニョとしたオブリガードの入れ方とか。それでいてスケールフレーズのユニゾンがあったりで、いやはやこの曲にはかなり鍛えてもらったと思います(笑)
リハではこの曲やったんですが、結構見ている人が多くてアガってしまいボロボロだったんですが、本番ではなんか神が3人に降りてきたようで、これまでで一番のデキではなかったかと。この曲が上手くいったんでこの後に弾みが付きました。

3. Yyz (Rush)
Rushでインストと言えばやはりこの曲。
昔からRush好きを公言している私ですが、実はベースのコピーはあまりやったことなかったりする…(笑)
ベース始めた頃はリアルタイムで”Grace Under Pressuere”~”Power Windows”の頃だったのでそのあたりの曲はよく弾いていたんですけどね。
ということで、今回このバンドでやることになってイチからコピーしました。
するとまぁ、左手も右手も動かない!
とりあえず指弾きは断念。
曲の1/3ぐらいでもう左手が攣りそうになるので、毎日風呂の中でグー・パーを繰り返す握力増強計画が始まりました(笑)
おかげで左手はかなり持つようになりましたが、指弾きは最後までムリでした( ;∀;)
次こそは!

4. Sunset (Cozy Powell feat. Gary Moore)
「男は黙ってゲイリー・ムーア」と公言するドイツ特派員(Gt)が推薦された曲。
演奏直前のMCで「初めてコピーした曲です」という初耳のエピソードを聞かされちょっと緊張(汗)
ギターを弾いてる様子を見て「おぉ、この曲は超気合入ってるなー」と思ってたんですが、ご本人のブログを見るとやはりそうだったらしい(^^)
オリジナルは途中からドン・エイリーの鍵盤がメインになるんですが、そこはトリオなので再現できず。
ドラムソロを入れて次の曲へ。

5. Spain (Takahiro Matsumoto)
オリジナルはご存知チック・コリアですが、松本孝弘が1988年に出したソロアルバムに収録されているハードロックバージョンで演奏しました。
いや、実は演奏したのはそのバージョンではないのです。
実際には「うるさくてゴメンねバンド」のバージョンなんですねぇ。
で、何が違うかというと、メインのフレーズをベースがユニゾンするかどうか、なんです。
うるゴメVerは「ベースのユニゾンあり」なんです。
最初通常の音源の方を聴かされていたんですが、メインのフレーズはギターだけだったんで「あ、これなら楽だな(^^)」とか思ってOK出しちゃったんです。
まぁ、「敢えてユニゾンしない」という選択肢もありましたが、ユニゾンありのバージョン聴かされたら…やらない訳にはいかないよねぇ(笑)

——

という訳で、自分のデキは細かいこと言うとキリが無いんですが、楽しく演奏できてお客様の皆様にも喜んでいただけたようなのでヨシとしましょう。

そうそう、特派員さんのブログにもありましたが、うちのバンドの集客が最多だったようで本当にありがとうございました。
とは言ってもかなり僅差でしたし、後ろ3バンドは共通の知り合いも多かったようですし…
ま、とにもかくにも、たくさんの方が来てくれてありがとうございます!ってことですな(^^)

——

さて、この日はTentativeを含めてなんと7バンドも出演したのでした!
しかも出演者の年齢が、下は大学一年生から上は50ウン歳というね。
ジャンル的にもいろいろで楽しかったなぁ~。

ってことで簡単ではありますが各出演バンドのご紹介!

【1】Play Loud!

Voのゆ…じゃなかったCindyさんとBaのバウさんはドイツ特派員さんが以前歌モノをやったバンドのメンバーだったりします。
演奏曲はイングヴェイ、オジー(x3)、深紫など。
最後にBurnを演奏されたのですが、このバンド鍵盤さんいないんですよ。
ってことは…お約束ですね。ベースさんが鍵盤ソロ弾いておられました。
これがねぇ、カンペキでカッコヨスでしたな!
Mr.Bigバージョンだとビリー・シーンはブーミーな音でのソロですが、このバンドのバウさんは結構ソリッドな音でして、それがまたヨカッタと思うわけです(^^)
“Play Loud!” Facebookページ

【2】crap & quake
オール学生さんのバンド…らしい。
このバンドさんの時は最初ちょっと外に出ちゃってたんですよねぇ。
戻ってきたらなんかGt&Voのお兄さんが愚痴りながらMCしててちょっとビビリました(笑)
どうやらバンドメンバーが大学の授業を優先して遅れてくるらしいんですな。
しかもGt&Voのお兄さんのストラップが切れるというハプニングまで発生!
でもって「この曲終わるまでにメンバー来なかったら演る曲無くなっちゃう!」とか言ってた曲の間にメンバー2人到着。
遅れてきてすぐステージに上がるという光景は初めて見ました(笑)
あ、そうそう、曲はELLEGARDENとかを演ってました。

【3】red chot chilli peppers
名前の通り、レッチリのコピバンさん。
このバンドの時は受付をやっていたのできちんと演奏は見れず音だけ聴いていたのですが…
みんなウマかったなぁ。
いちおうレッチリはベスト盤とあと何枚か持ってるんですが…知らん曲ばっかだった(^_^;)

【4】しらべ屋
女性デュオ+男性ギターのアコースティックユニット。
この日が初ステージだそうで。
元々はVoの片方の女性とギターの男性が一緒にバンドをやっていたらしいのですが、今回はこういう形に落ち着いたそうです。
しらべ屋さんの時はずっと楽屋にいたので、後で私の知人が撮ってくれた動画を観たのですが…
いいですねぇ、ほのぼのしてて(^^)
いやぁ、こんなわちゃわちゃした若々しい雰囲気の後に我々おっさんトリオが演奏したわけだね(笑)
デュオ曲はオリジナル、ソロ曲はカバー、という感じでしたかね。
オリジナル曲の中でも「あなたの靴下になりたい」という曲がもうインパクト強すぎです(笑)
“しらべ屋” Facebookページ

【6】CAPSULE VISION
リハのところでも書きましたが、もうメチャウマでした。
楽器隊だけでなく、Voさんがこれまた面白い方で。
お客さんの乗せ方が巧かったですねぇ。
ジャンル的には(BOSTON+TOTO+RUSH+JOUNERY)÷4 + 少し演歌 って感じ(笑)
なんと「日経 大人のバンド大賞 2008」で東京地区予選グランプリだったそうです!
どうりでウマいわけだ!!
ウマいだけでなく、楽しかった!(^^)
“CAPSULE VISION”公式サイト

【7】38Caliber Deadly
こんなバラエティに富んだ出演陣のトリを飾るのはなんと…デス・スラッシュ・メタルバンド!
思わず最前に行ってヘドバンしておりました(笑)
隣では2番目の大学生バンドのドラム君が一緒にヘドバンしてくれてました。ありがとう!(^^)
基本オリジナルなんですが、途中ではAt The Gatesのカバーなんかも演ってくれたりなんかするところがニクい!
残念ながら体力が最後まで持たず、途中で最前から撤退してしまう情けなさでしたが、楽しかったです(^^)
この日のLIVE動画が既にこちら↓で公開されとります!
“38Caliber Deadly” Facebookページ

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お楽しみの打ち上げはバンドメンバーやらお客様方が大集合。
いやはや、楽しいひとときでした。
多くの方々にご挨拶したかったのですが、自分の場所でなんか話が盛り上がって気づいたら帰らないといけない時間になってしまい…。
「あーやっぱり泊まりにすべきだった…」とちと後悔。
※前日になって慌てて泊まるところ探したんですけどねー。
カプセルホテルぐらいしかなくって。
機材が無ければカプセルでも良かったんですが…
帰る時に多くの方に「明日も頑張ってください!」と言っていただけたのが涙がちょちょ切れるぐらいありがたかったです。

最後に…
お越しいただいた皆様、対バンの皆様、主催者の皆様…
本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!

特に、この日司会をされていた渡邊さんをはじめとする主催者御一行様におかれましては、短期間で7バンドという大所帯を取りまとめていただき本当にお疲れさまでした。
また参加させていただける機会がありましたらぜひ参加したいです(^^)

というわけで、komaの怒濤のLIVE WEEK 2nd Day
Cycle of 5th @OTONANO SHIBU8 NIGHT
に続きます!!
…が、いつ頃UPできるかは未定です(笑)

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