Symphony X セッションに参加してきました[2015/11/28：前編]

先日11/28に

Symphony X セッション

に参加してきましたのでレポします！

まずはエントリーから仕込みまでの「前編」をお届けします♪

——

Symphony X…Wikipediaによると「アメリカ合衆国のプログレッシブメタルバンド」とカテゴライズされています。

そう、モロに私の好きなジャンルなはずなのですが、実はこれまで拙Blogにはほとんど出てきていません。
こちらのエントリーでは「サッパリだめなんですよね」とまで書いていたりします。

初めて聴いた曲は実は Iconoclast でして…(遅っ！ｗ)
YouTubeで聴いたのですが
「何かカッコイイ感じなんだけど…何かピンと来ない！」

という感想だったんですねぇ。
なので、そのアルバム自体買ってないし、他のアルバムも聴くことなく↑のようなこと書いてたわけです。

しかし！

いつだったか、ふと渋谷のTSUTAYA(ここは在庫豊富！)で見つけた V:The New Mythology Suite をレンタルしたら…

これがまぁなんとどストライクで！

その後、渋谷のTSUTAYAに置いてあるのは全て借りました！

(買ってないというあたりがアレですが笑)
もう、食わず嫌いも程が過ぎますなｗ

ということで完全に「にわか」ですｗｗｗ

そんなにわかファンでも LOUD PARK 14 は非常に楽しみにしていたのですが…無念のキャンセル。本当に残念でした。

月日は流れ…

今年5月に第5回Symphony Xセッションの開催がアナウンスされました。
開催日は…なんと…ちょうど半年後の11月下旬！！ｗｗ
仕込みに半年って…どんだけ大変なんだ！！

というわけで、エントリー開始日にはわたくしエントリーしませんでした。
だって…ANGRAセッションのトラウマが…。
あの時は完全にキャパオーバーでヒドすぎたのでホント落ち込んだんです。
だからもうSymphony Xなんて余計弾けないっす！と思ってたんで。

そうそう、ちょうどエントリー日にANGRAのライブが渋谷であって、Symphony Xセッションの常連の方(というかDTセッションの主催者のお一人)と偶然会ってライブ後に天一でラーメン食ったんですが、その時に「帰りの電車の中でエントリーしてくださいよ！」と言われてたのにエントリーしなかったぐらいですから…。
※よっさん、スミマセンでした…m(_ _)m

結局その後なんやかんやで参加することになるんですけどね(笑)
募集開始から約1ヶ月半後のことでした。
誘ってくださった皆さんには感謝感謝です♪

で、問題はその後の曲のエントリーなわけで。
ANGRAセッションでの失敗を糧に、それはそれは慎重に(苦笑)

募集開始から1ヶ月半も経っていると既に何曲かはロンしてたりするわけで、当然リーチ状態の曲も。そんな中で、好きなアルバム V:The New Mythology Suite の A Fool’s Paradise がベース待ちリーチだったので振り込んでまず1曲確定。
そう、この「まず1曲確定」が大きいのですよ。ANGRAセッションは表明＆便乗した曲がなかなかロンせず、焦って便乗を増やしたら、その後一気に全部ロンしちゃった！という状態でしたので(笑)

で、そんなエントリー期間中の7/23に待望の新作 Underworld が発売になりました。
発売前にNevermore, Without Youの2曲のリリックビデオが公開されていて、前者は結構早いウチに成立していたのですが、後者はまだベースがあいていたので新作発売日にエントリー。
併せて、アルバム Iconclast の中ではストレートなスピードチューンである Bastard of the Machine にもエントリー。

これにて打ち止め、となりました。

実はエントリー〆切(本番1ヶ月前)の直前にTwitter上で「駆け込みエントリーの攻防」があったわけですが、それを横目に「自分はジッとしてます」みたいなことをつぶやいたら、いろんな方に絡んでいただきまして(笑)
やんややんやとそそのかされて危うくもう1曲エントリーしそうになりました。
この時既に A Fool’s Paradise でめっちゃ苦労してたので、頑張ってエントリー我慢しましたよｗｗ
あ、でもね、本当はできるだけ多くの方々と共演したいんですよ！(本当)
自分の技量が追いつかないし、もうあまり無理できないお年頃なので…許してちょ！！

さて、今回の仕込みのメモみたいなものを…。

■ A Fool’s Paradise (from “V:The New Mythology Suite”)

5thアルバムからレギュラーチューニングの曲。

聴いてて「これはできそうかな？」と思っていざやってみると意外と難しい、というのはセッションあるあるですが、まさにそんな状況でした(笑)

指で弾くと右手が追いつかない＆耐え切れないのでピックで弾こうかとも思ったのですが、そうすると右手の縦移動が多くてユニゾンの細かいフレーズが弾けない…。

結局指弾きでトライすることにしましたが、もーキツイのなんの！

いやはや、指弾きベーシストが右手に腱鞘炎を患う理由がよーくわかりました。

■Bastard of the Machine (from “Iconclast”)
8thアルバムから一音下げの曲。

この曲はネット上にギターTAB譜しかなかったんですが、ベースとギターがユニゾンの箇所が多いのでなんとかなるかな？と思ったのと、このバンドには珍しく明るいノリの曲なので楽しそうだな、という理由でエントリーした次第。

ベースは A Fool’s Paradise の練習用にレギュラーチューニングにしているので、ギターを1音下げにしてまずはギターパート(ソロ以外)を覚えることに。
うむ、この曲は非常に覚えやすかった(^^)

そして、いよいよベースに移行…
すると、案の定ギターで弾けていたフレーズがベースでは弾けない！(T_T)
できるだけ開放弦を使うような運指に変えたりしましたがそれでもキツい…。

そしてさらなる問題は…
ギターでコピーしていた時は気にしていなかったベースソロ！しかも1小節だけという(笑)

そんな時頼りになるのはカバー動画かLIVE動画なんですが…Symphony Xはマイナーなせいかこの曲のベースのカバー動画が無いｗｗ

ただ、幸いLIVE動画は結構ありそうな雰囲気。それで最初に見つけた動画を観ると…なんと！ベースソロ弾いてねぇしｗｗ

「えぇ？？LIVEではこれ弾いてないんか！？」ととにかく探しまくる！
次に見つけた動画ではソロ弾いている…が、カメラがベースを撮っていない。

そう、結構多いのが「あれ、ここベースソロか」と思ってカメラ向けるともう終わってるパターン(笑)

そして「これはいいアングルで撮ってるから手元見れそう！」とか思ってると、バックから照明がドカーンと光ってベーシストすら見えなくなるとかもありました(T_T)

そんな中…ようやく10本目ぐらいで手元が見れる動画発見！
5分30秒あたりなんですが…

あれ？左手だけで弾けちゃうのか…といささか拍子抜けｗｗ

なんかつまんないのでタッピングで弾くことにしました(笑)
あと、この曲だけはピックで弾くことに決定！
ま、最初ギターで覚えちゃったんでなんかピックの方がしっくり来たんですね。

■Without You (from “Underworld”)

最新アルバムからこれも１音下げの曲。

バラード調の曲で速く弾くフレーズもなかったので一番最後に着手。

だ　が　し　か　し　！

自分はバラード調の曲を覚えるのが苦手だったのです！

いや、まぁセッションなんでカンペ見るのは全然アリなんですが、今回は他２曲も暗譜できそうだったんでね。

さ　ら　に　！

この曲、4/4拍子で始まり、Bメロとサビは3/4拍子、間奏では7/8拍子や4/4拍子も…という感じの変拍子なんですが、拍子の変わり目が地味に難しい！
さらにBメロとサビは同じ拍子なんだけど、バスドラのパターンの変わりっぷり(に合わせるの)がこれまた難しい！

ということで地味に苦労しました(笑)

ただ、意外なことに新譜出たばっかりなのにネットにベースTAB譜があったのは助かりました…ε-(´∀｀*)ﾎｯ

そんなこんなで、3曲3様なので面白いと言えば面白いのですが、大変と言えば大変(笑)
セッション前には個人練習入りましたが、3曲だから1時間でいっかーと思ったら全然足りず…(T_T)

ということで、後編に続きます！！