近頃、Twitterのタイムラインで最近 RATT とか Round and Round というキーワードをちらほらと見かけるようになりまして…。
なんだかアメリカで再ブレイクしているとかしていないとか!?
再ブレイクしているとしてもどのぐらいの規模なのよ?とかそもそも今メンバー誰?とか諸々気になったので調べてみました。
RATT とは?
ラット(Ratt)は、アメリカ合衆国出身のロック・バンド。
ウィキペディアより
1980年代に隆盛したLAメタルの代表的存在で、モトリー・クルーと双璧をなす人気を誇り、全米で1600万枚、全世界で3000万枚以上のアルバム総セールスを記録した。
2018年の時点でバンドは、スティーヴン・パーシー(Vo)らと、ボビー・ブロッツァー(Ds)の2派に分裂している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
自分が高校生の頃、流行ったんですよねぇ…LAメタル。
(って書くと歳がモロにバレますがw)
当時、土曜日は午前中授業があって(笑)、午後帰宅してからAMラジオでFEN(Far East Network)のビルボートTOP40を毎週聴いてたんですが、そこでもRATT、モトリーはバンバン流れてましたから。
Round and Round はギターのリフが大好きで当時かなり練習した覚えが…。
次のアルバムの Lay It Down も好きでよく弾いてました。
ちなみに、3rdアルバム Dancing Undercover のツアーの時は武道館に観に行ってるぐらい好きだったらしい(笑)
きっかけはアメリカでの保険のCM
さて、その RATT が84年にブレイクした曲 Round and Round で再ブレイク、ということですが…
“ROUND AND ROUND” CLIMBS BILLBOARD CHARTS 1ST TIME SINCE 1984
— RATT (@theRATTpack) 2020年6月3日
https://t.co/N3lQUYPByE
きっかけはアメリカでの保険のCMとのこと。
詳細はBARKSのこちらの記事を参照いただければ、と思いますがざっくりまとめておきますと…
- GEICOという保険会社のCMで使われた
- CMはカップルが新しい家を買って大変満足しているが「ネズミの問題(RATT Problem)」があるという内容
- 自動車と家の保険をまとめられるので節約できる、というのがウリ
- 曲が使われただけでなくバンドメンバーも出演
- YouTubeのCM動画は2020/4/12に公開され、再生回数800万回超え!
私がこれを書いている時点の再生回数は880万回でしたが、GEICOの他の動画で同じ時期に公開されたものでも同じぐらいの再生されてますね。
オリジナルPVでは屋根裏で演奏していたのに、このCMでは家の中で堂々と演奏しているので「おぉ、なんか昇格した!?」と思ってしまった次第w
で、実際どのぐらい再ブレイクしたの?
で、「ビルボードチャートを登っている」というのはどのぐらいのところにいるのよ?とトップ100チャートを見てみると…
どこにもいませんけどw
しかし、ほとんど知らないアーティストばかりですなぁ。
マルーン5、レディ・ガガ、ビリー・アイリッシュぐらいかな、知ってるの…
なんか隔世の感があります(笑)
で、バンドのTweetをよーく見てみると、公式サイトへのリンクがあってそこにある画像のキャプションによると「billboard rock digital song」のTop20に入っている、ということのようです(公式サイトでの説明によると、5週連続TOP20に入っていて6/3時点で18位とのこと)。
で、ビルボートのサイトでこのチャートを見ようとしたら…課金していないと見れない!涙
ちなみにこのrock digital song チャートの6/13付け1位のtwenty one pilotsのLevel Of Concernという曲がビルボードTOP100で何位かと思って調べてみたら…なんと!64位ですって。
今や全米ではロックの位置付けってそんな感じなんですねぇ。
というか twenty one pilots の曲聴いてみましたがあまりロックって感じしない…
そんなRATTの現在は?
さて、そのCMの動画を観て気になったのは…
今在籍しているメンバーって誰よ?
CMの動画観た限りでは、Voのスティーヴン・パーシー以外誰が誰だか判らん状態でしたので冒頭に引用したWikipedia見たらオリジナルメンバーはVoのスティーヴンとBaのフォアン・クルーシェの2人だけなんですねぇ。
そもそも分裂していたことすら知らなかった…。
というか今はいないけどカルロス・カヴァーゾ(ex QUIET RIOT)が在籍してたのも知らんかった…
最後に
という訳で、RATTの再ブレイクの状況を調べてみました。
ブレイク、というよりはプチ・ブレイクって感じでしたが、話題になるのは良いことです。
これを機に分裂騒動も収まってくれるといいのですが。
しかし、今の全米の音楽事情ってこんななんだ…と改めて痛感するとともに正直ちょっと寂しい気もしましたね。
そう言えば、公式サイトで
A HUGE Thank you to all of our fans, old and new, who have pushed RATT up the charts this year, 2020, The Year of the RATT!
RATT公式サイト “ROUND AND ROUND” CLIMBS BILLBOARD CHARTS 1ST TIME SINCE 1984
https://www.therattpack.com/single-post/2020/06/03/ROUND-AND-ROUND-CLIMBS-BILLBOARD-CHARTS-1ST-TIME-SINCE-1984
「ねずみ年」と書かれてたんですけど、海外でも干支って意識してるんですねぇ。
恥ずかしながら知りませんでした…(汗)
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