[LIVE] UK @クラブチッタ

もう日付的には2日経ってしまいましたが、UK日本ツアー最終日のレポートです。

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いよいよこの日が来ました。
第2期UK再結成日本ツアー最終日です。
テリー・ボジオ先生を生で見れるのです!

開演19:30なので定時で上がっても余裕でした。
これはありがたいですな。

クラブチッタはBlue Murder初来日時以来。
いつだったっけ?と思って調べてみたら…なんと1989年8月!
23年ぶりですってよ、奥さん(笑)
ちなみに、会場についてデジャヴ感が全く無かったのでおかしいなぁと思って調べてみたら、私が23年前に来たのは「クラブチッタ川崎」で違う会場だそうで。
なんかどうりで「場所ここだっけ?」と思いながら歩いてたんだよなー、ずっと。

ま、そんなことはいいです(笑)
開演時間が近づいているのでさっさと会場に入ります。
金欠なんで物販はスルーw
ビールをもらって席へ。下手側の椅子席最後列です。
最後列といってもライブハウスですから、充分近い(^^)

定刻を10分ほど過ぎた頃に会場暗転。
エディが出てきて”Alaska”を奏で始めます。
これがまぁ腹に響く重低音。
この腹への響き方はキース・エマーソンのソロライヴの時にも経験しました(^^)
この手の人達って腹に響かせるの好きなんですかねー。

ベースとドラムが入るところでステージが明るくなります。
ボジオの要塞ドラムセットがライトを浴びて輝きます。
そりゃぁあんだけ金物使ってますから光り方も半端ないっす。

初めて生で見るテリー・ボジオ。
一心不乱に叩く姿はいやーもうなんというか神々しいというか。

ウェットンはASIAリユニオン後の初の来日時に観て以来。
さらに幅が広くなったでしょうか?(笑)

生ジョブソンも初です。
4年連続の来日だそうですが。
佇まいがクールですね。

Alaskaの後はTime To Kill …ではなく Night After Nightへ。
ここ数日、iPodのプレイリストでこの順番で聴いてましたがやっぱ違和感あるなー。
ウェットンの声、良い感じです。
最終日のチケットを取った時、これだけが心配だったんですが声を聴いてまず一安心。
前々日の大阪から1日インターバルがあったのも良かったんでしょうか。

続いて1期のThirty Years。
この曲の前半のボジオのシンバルワークがもう素晴らしかった。惚れた!(笑)
ボジオのドラムセットはタムも音階を持たせてチューニングしてあり、シンバルも細かく音階が分かれているそうですが、もうシンバルでメロディ奏でてましたね。
次の
Rendezvous 6:02でも同様にシンバルが素晴らしかった!

エディのソロタイムの後にいよいよボジオのソロタイム。
まず右斜め後ろ向いて叩き始めました。
エスニックな音してます。バスドラもなんか可愛い音。
いつの間にか前向いてましたが、ワンバスの時は一番大口径のバスドラを、ツーバスの時はその次に大きいバスドラを使ってる感じでしたね。
楽しいドラム・ソロでした(^^)

ここでエディのMC。

「最終日だから何か特別なことやるのか?と聞かれたけど…」

オーディエンスがざわめきます。

「『NO』って言っておいたよw」

一同溜息(笑)

しかし!

「いや、冗談。今日は今までとちょっと違うことをやろうと思う」

おぉおおおおー!!
サプライズキタ――(゚∀゚)――!!

ってことは北米でやっていた Fallen Angel ですね。

なんかウェットンの体がさらに大きく見えますw

なんだ、エディ、コーラスやるんじゃん。
しかもエレピであれ弾きながらコーラス取るって…何気に凄い。

すっかり”♪As Long as you want me here ~”と歌うつもりでいたし、
「今回はカバーとかやらずに潔いなー」とか思ってたんですが…

いざ生で聴くと…いいっすね、やっぱ。REDのアルバム大好きだし(笑)

さて、サプライズの余韻に浸りながら、ボジオが戻って”Danger Money”です。
ウェットンの声、よく出てます。つーか出過ぎじゃね?(笑)

さらに1期から”In The Dead of Night”の組曲。
ここ、組曲でやってくれたところが大事ですね。素晴らしかったです。
ただ、イントロの変拍子は怪しげでしたがw

ここで本編終了。
しかし、何か違和感が…。
何かやってない曲ないか???
(しかし、何の曲か思い出せない…)

UKコールに応えて3人が出てきました。
そして…Nothing To Lose!
あー、そっか、やってなかったのこれだ(笑)

そしてクライマックスへ。
ボジオが叩きまくる2曲が続きます。

いや、バンド的にはジョブソンのバイオリンがメインなんだろうけどね…。
どうしてもドラム見ちゃいますw


ジョブソン、結構足元でいろいろやってたんですねー。
↑この動画みて初めて知りましたw

ラストの曲、The Only Thing She Needs。
LIVE観なかった人はこの動画だけでも観てください。ボジオのドラム、圧巻です!

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いやーもうカッコイイっすなぁ。惚れ惚れしますわ。
「一球入魂」ならぬ「一打入魂」って感じです。

ちなみに気づいた人もいるかと思いますが、↑の動画でのドラムセットはフルセットじゃないんですよね。
ボジオ夫人の真由美さんのブログを見ると
「東海岸と西海岸で輸送の都合でセットを変えなきゃいけない」
と書いてありましたので、そのせいでしょうね。
↑の動画は東海岸なので、そっちは小さめのセットだったのでしょう。

しかし、このセットでもボジオの凄さは変わりませんな。

そういえば、日本公演で使ったドラムセットは日本に置いてあるものらしいですね。
そりゃまた凄い(笑)

ということで、本日のセットリストです。

01.Alaska
02.Night After Night
03.Thirty Years
04.Rendezvous 6:02
05.Carrying No Cross
06.Eddie Jobson Keyboard Solo – Violin Solo
07.Terry Bozzio Drum Solo
08.Fallen Angel (John Wetton & Eddie Jobson)
09.Danger Money
10.In The Dead Of Night
11.By The Light Of Day
12.Presto Vivace And Reprise
(encore)
13.Nothing To Lose
14.Caesar’s Palace Blues
15.The Only Thing She Needs

とにかく…もう素晴らしかった、の一言です。
ASIA再結成の時「生きてて良かった」と思いましたが、
今日改めて同じことを思いました。

だって、ASIA再結成したのもかなりサプライズだったけど、まさかこの第2期UKが再結成するなんて思わなかったもんねぇ。

私にとって、今年上半期のベストライヴです!!

コメント

  1. 福田幸夫 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    July 17, 2008
    http://www.bakerloo2.websitetoolbox.com/post?id=2845533&trail=15

    Some very cool news today for John Wetton fans in the Far East. John's famous '65 Fender Jazz bass is headed to its new home at the Hard Rock Cafe in Yokohama, Japan. This is the bass John has played since his days with King Crimson. No doubt fans will recognize it from the videos for UK's Nothing to Lose and Asia's Heat of the Moment.

  2. koma より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >Naoさん
    いやはや、感動モンでございました。
    3人、しかもギターレスであの音が出せてしまうというのは脅威です。
    またこの3人で来ないかなー…ないだろうけど(^_^;)

  3. Nao より:

    SECRET: 0
    PASS:
    うーん、良いですね!僕はやはり一枚目のメンバーで観たいところですが、ブログだととても楽しそうで、観てみたかったです。

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