[LIVE] PURE ROCK JAPAN LIVE 2013 @クラブチッタ

NoGoD
SABER TIGER
GALNERYUS
陰陽座

私が日本のHM/HRを再び聴くようになってから初めてのPURE ROCK JAPAN。
なんとも豪華なメンツですね。

…とか言いながら全部のバンド、LIVE初体験なんですけどね。

いつもライブハウスでお会いする音仲間の面々にそのことをカミングアウトしたら「へえー、意外ですねー」と言われました。
でもGALNERYUSも陰陽座もまだ聴き始めて１年ぐらいですからねーふふふっ

さて、ほぼ1年ぶり（UK以来）のクラブチッタです。
先週は栃木への遠征でしたが、今週は近場～。

１）NoGoD

全く予備知識なしで臨みました。
曲も全く聴いたことなかったのです。
おぉ、結構ハイトーンなんですね。
あ、ベースの方については予備知識ありました、実は。
ベースマガジンで見かけたことあるので。
ほぉ、指弾きなんですねぇ。それはちと意外。
でもツインギター(片方7弦)＋ドラムの音に埋もれずヌケのいい音を出してましたねぇ。
Wikipedia見たら師匠がMASAKIだって！そりゃ上手いわな。
曲もキャッチーなメロディが多く好印象でした。

２）SABER TIGER

後のセッションで陰陽座の瞬火兄上から
「信頼と実績のサーベルタイガー」
と紹介されたぐらいなんですが…

これまた私ほとんどと言っていいほど聴いたことないんです…（恥

もちろん名前は知ってましたけどね。
いやはや、ホントにお恥ずかしい限りで。

こちらも先ほどのNoGoDと同じくツインギター。
しかし、こちらはダウンチューニングでとにかく重い！
でも音も全体的にデカイ！ベース聴こえない！ｗ
NoGoDとはタイプ違いますがこれはこれで結構好きです。

うーむ、なんかもう聴きたいのがいっぱいありすぎて追いつきませんね。

そういえばベースの人のアクション結構カッコよかったなぁ。
音聴こえなかったけどｗ
Wikipediaで調べたら愛称が「キモリン」というそうですね。
うん、キモリンかっこよかったぜ！

３）GALNERYUS

トリは陰陽座とGALNERYUSどっちかねー、なんて私の回りでも持ち切りでしたね。
セッティング時のギターの音聴いたらわかるかなーと思ったけどLIVE見たことないんですからわかるわけありませんｗ

最新のセルフカヴァーではなくアルバムANGEL OF SALVATIONのREACH TO THE SKY ～ THE PROMISED FLAG からスタート。
でもなんか低音がスッカスカ！ベース全然聴こえんよー。
一方でギター、キーボード、ヴォーカルは絶好調！
特に小野さん！オレより歳１コ上なのになんでそんな声出るのよ。
いやはや、素晴らしい。非の打ち所なし。
あ、英語の発音は…(以下略ｗ
この曲、CD聴いた時はそんなに好きではなかったんだけどLIVEで聴いたら好きになったわ！
ちなみに「全バンド観るの初めて」と書きましたが、個人レベルだとYUHKIさんだけは3月のARK STORMで観てるんですねぇ。
そして次は「セルフカヴァーアルバムから」と来て…MY LAST FAREWELL！！
おぉーこの曲大好きなのだー！
なんかスカスカだった低音も持ち直してきたよー。
またアルバムAoSに戻ってLAMENT。
そして、アルバムPHOENIX RISINGからFUTURE NEVER DIES！
この曲は私がGALNERYUSを聴くきっかけになった曲です。
何気なく「弾いてみた」系の動画をサーフしていた時に、高校生がこの曲弾いてる動画に巡り会いましてね。
なので、なんだかんだでYAMA-Bより小野さん派です。同じひつじ年だしｗ
噂の小野さんのMC、初めて聞きましたが…普通でしょ？ｗ
いつもはもっとアレなんですかね？
あ、違った！そう言えばこんなシーンがありました。
「なんか、今外は大雨らしいですよ」と急に小野さんが言い出しました。
この日は朝から快晴で雨が降るなんて予報はなかったので私を含めてオーディエンス一同「えぇええー！？」って言ったら小野さんが「嘘でーす」とか言いやがりました。これですね。このオトボケぶりｗ
そして「また逢いましょうーーー！」というシャウトとともにANGEL OF SALVATION。
おぉ、先々週のOzzFestでやったのでここではやらないかな？と思ってたので嬉しかったな。
さぁ次は陰陽座…と思ったら本当のラストはUNITED FLAGでした。
とにかく小野さんに尽きた！
※ちなみにこの日はTAKAさんもちょっとMCで喋ったんですが、喋ったら最前の女子の皆さんが「キャー！」と叫ぶわけですよ。うわ、そんなに女子に人気なのかーと思ったのですが、後日とあるGALNERYUSファンの方にこの話をしたら「TAKAさんがLIVEのMCでしゃべるなんてほとんどないのでそれはかなりレアです」と言われました(笑)

４）陰陽座

GALNERYUSまでは比較的後ろの方で見ていたのですが、ここで前の方が開いたようでかなり前に行ける感じに。
瞬火兄上を近くで観たかったので下手側でズンズンと前方に進出。
「あ、こんな前に来ちゃって爆音だったらどーすべ！」と思いましたが時既に遅し（笑）

しかし、いざ始まってみると…確かに音圧はあるのですが凄くクリアで聴きやすい音でビックリ！
ベースの音が凄く良かった！
で、なぜ兄上を近くで観たかったかというと…
私は兄上のベースプレイスタイルの中であのグリッサンド(ブイィンと鳴らすヤツです)が大好きなのです(*^_^*)
自分が演奏する時もたまにパクリます(笑)
あの「ブイィン」を生で、間近で！と思うとあぁもうたまりませんわ！

…って我を忘れてますが、セットリストはなななんと！鬼子母神から！
よくみると鍵盤奏者がいらっしゃいます。
よりによって！個人的には鬼子母神まったくのノーマーク！(笑)
ただ、別に嫌いだからノーマークだったわけではないですよ。
「さすがに持ち時間短いここではやらんだろう」という意味でノーマークだったのでやられましたね。
でも2曲ぐらいで終わるのかなー？組曲終わらせる時には楽器を変えるはずだから…と思いながら観てましたがなかなか楽器変えません(笑)
結局7曲やりましたねぇ。
いやはや、このイベントで組曲をやってしまう心意気！
完全再現のホールツアーを観れなかった私にとってはありがたかったですな(^^)

残り時間は甲賀忍法帖と喰らいあうで盛り上がって終了♪

いやはや兄上のグリッサンドも良かった(特に産衣のラスト)んですがね。
やはり…この日の出演者の中で紅一点(戸籍上^^;)の黒猫さん！
久しぶりのLIVEということで立ち上がりがちょっと不安定だったような気もしましたが、そのうち持ち直した感じでしたかね。
それにしても鬼子母神の時の鬼気迫る妖艶なパフォーマンスは素晴らしかったです。
歌ってる時はもちろんのこと、歌ってない時の動きも見モノですなぁ。
なるほど、こりゃLIVEに来ないとわからないわけだ…。
そんなのを見せられた後にあのMCですよ！ギャップありすぎです(笑)
でもって甲賀忍法帖では表現力の素晴らしさに鳥肌立ちました。

５）セッション

アンコールを求める掛け声が最初は「おんみょうざ！」だったのが徐々に「ピューアローック！」に変わって行きました。
ステージ上では幕も閉めずにスタッフさん達がせっせことギターアンプ追加してましたんで「あ、やっぱセッションやるのかー」と思いながら待っておりました。

兄上の進行で参加バンドの面々がステージに呼ばれます。
NoGoD団長の顔ペイントが変わってる！
…って、思いっきりセッションでやる曲のネタバレしとるやんけ(笑)
(映画「20世紀少年」に出てくる「トモダチ」の絵でした)

ということで、演奏曲はT-REXの20th Century Boyでした。

曲的にはまぁ普通のロックなのでちょいとアレな感じでしたが、それでもやはりあのメンツが同じステージ上に立って演奏しているというのはなかなかレアな感じです。
兄上とsyuが並んで演奏してたり、黒猫さんと華凛ちゃんが並んでじゃれあってたり…ｗ
するといつの間にか、黒猫さんが喰らいあうで持っていた猫の手を華凛ちゃんが持ってました(笑)

そんな余計なところを見ているうちにセッションも終了♪
客電が付き我に返ると…あぁ～腰痛い(>_<)

出口でとある女性からフライヤーをもらいました。
あらま、どちらのバンドでしょう？
…とフライヤーを見ると…
わお！MAHATMAさんじゃないですか♪

(クラブチッタをバックにパチリ)

はい、7/6(土)渋谷チェルシーホテルでのAlbionとMAHATMAのツーマンライブのフライヤーですねん！
ってことはさっきのコはAlbionのメンバー？
おっと、ふと横を見るとAlbionのVoのお百合さんもフライヤー配ってました。
私がフライヤーもらったのは後で確認したらドラムのコだったようです。
いやはやAlbionのお二人、お疲れさまです！

※この翌々日のKamelot東京公演終了後にもO-EASTでフライヤー配ってたそうです。
エライね！

——-
というわけで4バンドともLIVE初体験の私でしたが、やはり元々好きなGALNERYUSと陰陽座についてはセットリストが物足りなかったですが、この値段(\4,200)でこの4バンドが観れたのはとっても美味しかったのだとあらためて思います。
私のような初心者(笑)にはうってつけのイベントでしたねぇ。

セッションの前にSABER TIGERの下山さんが

「また2年後も…いやいや、来年でいいんじゃないのー？」

なんて言ってましたが、たぶん会場にいたお客さんの多くが同じように思っていたのではないかと思います。