[LIVE] ゲスの極み乙女。@恵比寿リキッドルーム(2014/06/28)

この日はゲスの極み乙女。というバンドのLIVEに行ってまいりました。

どんなバンドかというと…

 

こんなバンド(笑)

去年の秋ぐらいにタワレコで猛プッシュされていたので試聴してみたんですがね。
アー写を見るとメンバーの半分が女性で、なおかつバンド名に「乙女」とか入ってたら「歌うのは女性でしょ」という先入観が発生するわけで。その先入観を持った状態で試聴したら…

「あれ!?男が歌ってる!?」

いやまぁ、別に歌ってて全然構わないんですけどねwww
思い込みってのはコワいですなぁ(笑)
※ちなみに担当パートは左からKey, Dr, Gt/Vo, Ba。

まぁ、そんな衝撃を覚えつつ聴いてみると…
あらまぁなんだか結構変拍子が多くて素敵!?

自称「ヒップホッププログレ」というジャンルなんだそうです。
しかもベースの休日課長氏はお父様の影響で大のプログレ好き、とのことで、Twitterでも
Yes
Mike Oldfield
Area
あたりのアーティスト名が出てきたりして、そんな趣味が滲み出ています。

ちなみにこのバンド、まだ結成して1年半ぐらいなんですってよ。
初めてワンマンで東名阪ツアーやったのが今年の2月ですし。
それでもってあっという間にメジャーデビューですからねぇ。

この日は「ゲスでいこか vol.2」と題したLIVE。
4月にリリースしたメジャーデビュー作「みんなノーマル」の発売に伴う「ゲスにノーマル」というのが本来のツアー名なんですが、まぁ行くところ行くところで瞬殺でSOLD OUTなのですよ。
そこで追加公演をセッティングして、その「みんなノーマル」のCDに先行予約特典を付けたんですな。私はそれでチケットが取れた、というわけでございます。
で、「ゲスでノーマル」ツアーはワンマンツアーなのですが、この日の追加公演はゲストバンドが出演。正直ワンマンの方がいいなぁと思いつつもゲストバンドがストレイテナーと発表されると、最近は聴いていないとはいえ、ひなっちが観れるとあってガッツポーズしたワタクシでございました。

というわけで久しぶりに恵比寿リキッドルームへGO!

 

開演時間の15分ぐらい前に到着。既に整理番号はBから始まる番号が呼ばれていましたが、私はAだったのでさっさとフロアへ。ドリンクは後。フロアはギュウギュウかな、と思いきや意外とそうでもなく。スイスイとフロアの真ん中あたりに位置取ってしまいました。

しかしまぁ…客層若っ!!

見回す限り、ほとんど大学生じゃね?という印象。
その大学生達の父親世代と言っても過言ではないワタクシ。
ついつい見回して同世代のお方がいないか探しちゃいますねぇ(笑)
(ちょっと斜め後ろに一人だけ私と同じぐらいの齢の方がいらっしゃいました。ホッ)

■ストレイテナー
オフィシャルサイト

セットリスト
1. DISCOGRAPHY
2. KILLER TUNE
   [Natural Born Killer Tune Mix]
3. REMINDER
4. DONKEY BOOGIE DODO
5. From Noon Till Dawn
6. BRILLIANT DREAMER
7. シンクロ
8. Super Magical Illusion
9. BESERKER TUNE
10. 羊の群れは丘を登る
11. シンデレラソング
12. Melodic Storm

今回勝手に心配していたのはストレイテナーとゲスの極み乙女。の客層が合うのかどうか、ということ。だって、なんかあまり共通点が無さげだし…。
ストレイテナーの時にお通夜状態になってしまうんではないか、なんて心配してたんですが…全くそんなことはなく(笑)
しかも1曲目が16ビートのDISCOGRAPHYというのが効果的だったかもしれませんな。
ただ、セットリスト通すと、個人的にはあまり好みの曲はやってくれなかったなーwという感じでした。
最後にMelodic Stormが来た時はようやく キタ━(゚∀゚)━! という感じでした(笑)
あ、でも新曲のSuper Magical Illusionは良かったですね。
そして、ひなっち(日向秀和氏)のベースも最高でした。指にピックにスラップにとオールマイティなプレイは感心することしきり。もう1コやっているバンドNothing’s Carved In StoneのLIVEも観てみたくなりましたね(曲はどっちかというとNCISの方が好きなのですわ)。

■ゲスの極み乙女。
オフィシャルサイト

セットリスト
M1. パラレルスペック

M2. 餅ガール
M3. 市民野郎
M4. ノーマルアタマ
M5. 猟奇的なキスを私にして
M6. ユレルカレル
M7. キラーボール
M8. 新曲
M9. ドレスを脱げ
—encore—

M10. ホワイトワルツ
M11. song3

最近CMソングにもなったパラレルスペックからスタート。

ピアノメインのイントロ前半からスラップベースが際立つイントロ後半へ、の流れがシビレますなぁ。ラップ調のAメロからメロディアスなサビも良し。「メジャーデビューしておとなしくなった」なんて言う向きもあるようですが、私は好きですね。
そして、間髪入れずM2の餅ガールへ。インディーズ時代のアヴァンギャルドチューンですが…


この曲になったら急に湧き上がるモッシュ!さすが若者、元気ですな(笑) もみくちゃにされましたがすぐに少し後ろに下がって回避!
M4のノーマルアタマでは、曲の前に休日課長氏が「コール&レスポンスをやりたい」とのことで、「みんな!」の呼びかけの後に「ノーマルじゃない!」と言わされました(笑)
M5には8/6にリリースされるニューシングル猟奇的なキスを私にしてが披露されました。個人的にはその後に本邦初披露された新曲(タイトル不明)の方が好みでしたがね。
やはりこのバンドの真骨頂はM6のユレルカレルからM7のキラーボールですな。この2曲はGt/Voの川谷絵音氏がギターを持たずにヴォーカル専任になる、つまりバックはKey/Ba/Drだけになるんですが、この2曲が特に素晴らしい。そう、このバンドで好きなのはちゃんMARIさんの鍵盤なのだなーと改めて痛感するわけです。あ、でも絵音氏のギターいらないとかは言ってませんからね!w

キラーボール

アンコールはホワイトワルツsong3という押せ押せの2曲。いやはやこれで盛り上がらないはずはないっすな。
song3が終わった後に休日課長氏がなんか投げてたんですが、弦楽器担当者が投げるものと言ったらピックぐらいしかないわけで。「でもあの人指でしか弾かんよなぁ」としばらくナゾだったんですが、後日Twitterでsong3だけピック使うんです」とつぶやいていてナゾが解けました。

いやはや、ゲスの極み乙女。初体験でしたが楽しいライブでございました。
ちょっとベースの音が小さかったのは残念でしたが…。
曲が良くて演奏ウマくて、それでいてMCのグダグダ感がたまらんすな(笑)
メンバーのキャラが立っているというのも親しまれやすいのでしょうね。
ちなみに、最近日テレ系の朝の情報番組ZIP!でこのバンドの特集があったのですが、道行く若者にこのバンドの好きなところは?という問いに「曲が複雑なところ」とか「転調が多い」とか答えてるのを見て「ならばプログレを聴け!!」と思ってしまったのは私だけでしょうか(笑)

2012年の11月に初LIVEをやって、約1年後の今年2014年1月には代官山UNIT(キャパ600)で初ワンマン。さらにその半年後にはキャパ1000のリキッドルームでワンマン2daysソールドアウトと文字通りトントン拍子にファンを増やしていった彼ら。今やチケット難民多数なわけでw 次はスタジオコーストかZEPP TOKYOか…と思ったらやはり9月にZEPP TOKYOでワンマン決定とのこと!
ま、それでもチケット取れないんだろーなーと思いますがw
今度はワンマンの時に観たいっすなぁ。


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