今週、GALNERYUSからDrums FUMIYA氏の脱退と新ドラマーの加入が同時に発表されました。
FUMIYA氏がGALNERYUSに加入してから約4年、特に悪い噂は聞いていなかったので衝撃を受けたのと同時に、新ドラマーのお名前に思わず二度見して腰を抜かしそうになりました(笑)
発表予告
2020年6月1日、GALNERYUSのTwitter公式アカウントから以下のTweetがありました。
いつもGALNERYUSを応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます‼️
— GALNERYUS OFFICIAL (@GALNERYUSOFFIC2) 2020年6月1日
明日6/2の17:00頃にGALNERYUSよりお知らせがございますので、どうぞご確認下さいます様お願いを申し上げます。 pic.twitter.com/OKPDIFVjoc
ちょうどコロナ禍に入る直前の2020年1月に最新アルバム「INTO THE PURGATORY」に伴う全国ツアーのファイナルを終えていたこともあり、時期的には「次のアルバムの発売?結構速いなあ」なんて気楽に考えていました。なので翌日の発表のこともあまり気にしてなかったんですよね、正直(笑)
まさかの電撃発表!
そして、2020年6月2日(火)。
この週は金曜日納期の仕事があったせいか非常に忙しい週でして、この日もSNSを覗いているヒマが無いほどでした。19時ぐらいに仕事(在宅勤務)を終えたワタクシは「さーて今日はSNS何も見てないのでTL追っかけるかー」とスマホを手に取りました。
はい、この時点でGALNERYUSの発表のことはきれいサッパリ忘れておりますw
Twitterを開いてまず目に入ってきたのはフォローしている方々の驚きのTweetでした。ここで「あ、そう言えば今日GALNERYUSから発表あるんだったっけ」とやっと思い出し、検索で公式アカウントを見つけ出してこのTweetに辿り着きました。
《FUMIYAの脱退、及びLEA(Dr)の加入のお知らせ》https://t.co/ARyUyzENIM pic.twitter.com/5Fh9o7bUK0
— GALNERYUS OFFICIAL (@GALNERYUSOFFIC2) 2020年6月2日
ええええええーーーーっ!!!???
この数年間で一番驚いたと言っても過言ではないです、はい。
FUMIYA脱退!
初代ドラマーJun-ichiさんが脱退しFUMIYA氏が加入したのが2016年。その時もかなりの衝撃でしたし、FUMIYA氏は当時かなりのバンドを掛け持ちしていたことからその点を不安視する声もあったと記憶しております。
(GALNERYUS加入発表時は Unlucky Morpheus、UNDEAD CORPORATION、THOUSAND EYESの3バンドに在籍)
しかし、FUMIYA氏加入後初となるアルバム「ULTIMATE SACRIFICE」では実に多彩なドラムプレイを披露し、先述のような不安の声を一蹴する出来栄えでした。
掛け持ちバンドの方はと言えば2017年4月にUNDEAD CORPORATIONを脱退。「やっぱり負荷大きかったか?」と思わせながら、2018年12月には新バンド 猫曼珠-nekomanju- に参加(このバンドは他のメンバーとの組み合わせも個人的にはかなり衝撃でした)。しかし、2019年3月にTHOUSAND EYESを脱退していました。
ということで、発表前の時点ではGALNERYUS、Unlucky Morpheus、猫曼珠-nekomanju-の3バンドとも順調な活動をしておりましたので個人的には「3バンド回し続けるとかスゲーな」と思うだけで特に不安視はしてなかったんですよねぇ…
脱退の理由についてはバンドからは
「双方が理想とする諸般の方向性をお互い更に追及するための発展的脱退」
と発表されていますので、それ以上のことは知る由もありません。
そう言えば、いつだったかの LOUD PARK で SYU さんと一緒に行動していたのを見かけたのを思い出しました。お二人で写真撮影にも快く応じていたっけなぁ…。
新ドラマーLEA(レア)とは!?
そして、前回2016年のドラマー交替時と同様に新ドラマーの名前も同時に発表された訳ですが…その名前を見て私は思わず素っ頓狂な叫び声を上げてしまいました
(リビングで斜向いに座っていた妻がその声にかなりビックリしていたほどw)
お知らせのとおり、GALNERYUSに加入することになりました。
— LEA(レア) (@LEABLAST) 2020年6月2日
精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。 https://t.co/tKGQseFhUP
え!?ナニ??ちょっと待った、LEAってあのLEA君?まさか…ん、でもTwitterのアカウント名もアイコンはLEA君だわ、え?マジで? (←発表を見た直後の0.01秒ぐらいの脳内思考ですw)
という訳で、GALNERYUSカバーバンド GLEGORYUS(グレゴリウス:2020年5月に解散) のドラマーLEA君が本家GALNERYUSのドラマーになった、ということのようです。
「カバーバンドから本家に」という事例、海外では JOURNEY のヴォーカリストであるアーネル・ピネダが思い出されますが、日本で、しかもまさか自分の身近で起こるとは!
実はリアルにご縁が…
「身近で」というのはですね…リアルにちょっとしたご縁があったからでして…
きっかけはGALNERYUSセッション
そのご縁というのは、2019年2月のGALNERYUSセッション(第2回セラネリセッション)でした。
※その時のレポはこちら → GALNERYUSセッション参加レポ(2019/02/09)
この時、自分は3曲演奏したのですが、その3曲ともDrumsはLEA氏でした。
基本的にこのセッションに出てくる方々は私以外皆超絶技巧の持ち主なのでLEA氏のその例に違わないのですが、とにかく一緒に演奏してて非常に気持ちよかったなぁ、と。しかも、この日は確かLEA氏は都合により遅れての参加で、結構曲数ぶっ続けて叩いてたのに驚愕の安定感だったんですよね。
しかしめっちゃ細い身体してるのにあの驚異のスタミナはどこから出てくるのやら…
Cycle of 5th主催LIVEにて対バン
GALNERYUSセッションは2018年にも参加していたのですが、その時にGLEGORYUSの面々とお知り合いになった(この時はLEA君不参加)こともあって、私のバンド Cycle of 5th が主催するLIVE(2019年4月)にお声がけさせていただきました。
この2019年4月のLIVEは、我々 Cycle of 5th が主催するイベント A Dramatic Time of Events の20回記念だったのですが、その記念イベントで見事にトリを飾っていただいて今でも本当に感謝しています。
※その時のレポはこちら → 20回記念の”A Dramatic Time of Events”終了!
ちなみにその時に演奏されていた Still Loving You が GLEGORYUS のYouTubeチャンネルにUPされているのでご紹介しておきます。
(5月末で閉店してしまった巣鴨のライブハウス獅子王での映像ですので今となっては貴重かもしれません… ⇒ 獅子王は9月に営業再開しました)
確か、この動画を編集したのがLEA氏で、LIVEの2日後にはUPされていたので「編集早っ!」と彼にリプライした覚えが…。
GLEGORYUS(GALNERYUSカバーバンド)
ということであらためてLEA氏がどんな人物か僭越ながらご紹介。
まずは↑にも出てきたGLEGORYUS (Twitterアカウント)。
先月の5/17にLIVEが予定されていたのですが、このコロナ禍であえなく中止に。しかもこれがラストライブだったそうで…
【グレゴリよりお知らせ】
— GLEGORYUS_Official (@glegoryus) 2020年5月8日
ご無沙汰しております。
5/17に予定していたライブですが、イベント自体が中止となりました。
実は今回がラストライブだったのですが、無事開催出来ずメンバーみんな悔しい思いをしております。
やる予定だった曲と、曲を決めた想いを画像で載せておきます。 pic.twitter.com/XKhBTw2aON
この時もちょっと驚きましたね。メンバー皆仲良いし、最近気合い入ったアー写も撮っておられたので。
でも今思うと…まぁこれは言わないでおきましょう、皆さん考えつくと思いますので。
GALNERYUSカバー動画
こちらは個人のYouTubeチャンネルですね。
昨年秋の新譜発売日当日に下の叩いてみた動画を上げていましたね。
ひょっとしたらこの動画あたりが本家メンバーに知られるきっかけになってたりして。
あ、でもGALNERYUSセッションの時TAKAさん来てたからその時に目をつけられてたかも?w
メロスピセッション主催者
GALNERYUSセッションに参加する一方で、実はメロスピセッション(メロスピパーティー)を主催されていたりしました。
昨年は9月に3回目が開催されており、自分も参加したかったのですが、右手を痛めてた影響で参加断念した次第。
メロスピというカテゴリで言うと、ご自身のチャンネルには X の Silent Jealousy の動画を上げてますね。
罪號人-ZYGOTE- (オリジナルメタルバンド)
さて、LEA氏はカバーバンドやセッションの活動だけでなくオリジナルバンドでの活動もしております。
罪號人-ZYGOTE- はオリジナルのヘヴィ・メタルバンド。
Webサイトや下に貼り付けたMVを見ていただくとわかるように、ダークサイド寄り(?)でGALNERYUSとはまた違った雰囲気のバンドです。
LEA…じゃなかった麗婀氏は罪號人の活動は継続するようですのでこちらも注目ですね!
大変前向きな沙汰であるッッ!!
— 罪號人-ZYGOTE- Official (@OfficialZygote) 2020年6月2日
罪人という概念を超えて存分に叩き尽くし給え!!
そして我等は今後も共に闘うのであるッッ!! https://t.co/WUwKOBzSR2
ドラムマニア出身
そして、我々セッション界隈だけでなくゲーマー界隈も今回のビッグニュースには沸き立ったのではないでしょうか。
私もLIVEで対バンした時の打ち上げでご本人から「ドラムマニアから始めたんですよ」という話を聞いて驚きました。
ただ、そのドラムマニア界隈でどのぐらいスゴいかは今回これを書くにあたって調べて初めて知りました…。
こちら↓は2017年の「The 6th KONAMI Arcade Championship」の準決勝&決勝の動画。LEA氏は惜しくも準優勝となっておりますが、それでもファイナリストですよ、ファイナリスト!
最後に
という訳で、日本を代表するメタルバンドのメンバーチェンジが実は結構私に身近なところで起こっていた、というお話でございました。
FUMIYAさん、4年間のGALNERYUSでの活動とにかくお疲れさまでした。個人的には 猫曼珠-nekomanju-での今後の活動に期待しております!
そしてLEAさん、本家加入ということで喜びも一入かと思いますが、一方でプレッシャーも半端ないと予想されます。しかし、上に書いた界隈の面々が皆応援しております!伸び伸びと、ご自分の力をフルに発揮できるよう祈っております!!
おまけ
その後のGALNERYUSについて
・GALNERYUS Stream Live “We’ll See The Light Of Hope” 視聴レポート(2020/10/25)
・GALNERYUS “Find the Way to Overcome Tour 2021” ファイナル1日目@新宿BLAZE(2021/08/11)
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