Dream Theaterセッション参加レポ(2014/09/27)《後編》

前編はこちら

さて、いよいよDream Theaterセッション(以下DTセッション)初参加の当日です!

開催場所はスタジオノアの野方店
この野方という駅で降りるのも生涯初ですw
(沼袋の1つ先なんですねー)

この日は以前から「12時集合、13時演奏開始」と言われていたのですが、直前で「11時から音出し可能」ということになりました。
しかし、今回完全に初対面の皆様ばかりなのでw 11時に行ってもすることないだろうと思い、間を取って11時半にスタジオへ(笑)
いやはや久々に緊張しました。人前で演奏する時よりこういう時の方が緊張しますww

当然ながらスタジオの中で一番大きい部屋(36帖)です。
サブルーム(12帖)もセットです。
そのサブルームで今回の参加費(スタジオ代&打ち上げ代)を払って、首からぶらさげる名札を作成。

本部屋に戻ると皆さん忙しそうに動きまわっておられました。
ドラムやアンプにマイキングしてましたね。
スタジオセッションでそこまですると思ってなかったので驚きました。
(後で知りましたが、今回初めてトライしたそうです)

私はと言うと…同じように手持ち無沙汰な人を見つけて話しかけてみてました。
やはりそういう方は初参加の方なわけでw
手伝いたい気持ちはあれど、邪魔になっても…ということで見守っておりました。

しかし、部屋を見渡すと…みんな若い!(笑)
こりゃ俺最年長だろなーとこの時予感しました。

さて、マイキングとモニター接続などが終わると、各自サウンドチェック。
ベースの方はアンプ直が多かったですねぇ。
私みたいにエフェクタボードを使ってる方は数人もいたかな?という感じ。
まぁ、私は使ってるベースそのものの音がショボイのでごまかしてるだけなんですけどねw
で、そんな私もサウンドチェックは無事終了。
しかし、本番時に慌てることになろうとは…。

そして予定の13時より若干早目でしたが準備完了したので演奏開始と相成りました。
演奏中のスタジオの雰囲気はこんな感じ↓


※↑の写真は加工して少しぼやかしてます

私の最初の出番は4曲目の”Under A Glass Moon“。
ここでトラブル発生。
ベースの音がアンプから出ません!
えー?さっきは出てたのにー!って感じです。
結局あるエフェクターからプラグが抜けかかってたんですけどね。
気づいた時にはもう既に全員準備オッケー!って感じで、音量とかに気を配る余裕もなく演奏開始…。
案の定、音小さい!
途中途中で調整しましたが、結局小さいまま終了(笑)
あぁ、去年のセッションの時も1曲目は音が小さいまんまペースを掴めずに終わってしまったので今度こそは…と思ってたのに…思ってたのにぃ…
しかしまぁ、ご一緒した皆さん、みんなウマかった!
Voさんはモニターをつんざくぐらい声出てたのに驚き、後で本職はドラマーだと聞いてさらに驚き。
Gt、Keyの二人も初参加だったようですがこれまたウマい。後で同じ大学の学生さんと聞いてさらにビックリ。
Drumさんは演奏直前に「間奏のドラム、ライヴバージョンでやっていいですか?」と言い出し、ポーさんがScoreで叩いてるバージョン↓で完璧に叩いちゃうしで。

さて、無事に…ではなかったものの1曲目の演奏を終えると、次はトリ(20曲目)。
それまではオーディエンスとして非常に楽しませてもらいました。
その中でも印象に残った曲をいくつかご紹介。

・Dark Eternal Night
鍵盤の方が急遽欠席になってしまったとのことで、鍵盤ナシでの演奏となりました。
ご存知のように途中鍵盤だけになる箇所があるわけで、どうなるのか興味津々だったのですが…ギターさんが見事にカバー!観衆からは拍手喝采でした。
※ちなみにギターの方は私が以前観に行ったLIVEの2番目のバンドで弾いていた方でした。

・Lines in the Sand
これはもう鍵盤ソロが圧巻!
他の演奏メンバー(ドラム以外)が正座して聴いてたぐらいw
※ちなみに鍵盤の方は私が以前観に行ったLIVEの2番目のバンドで弾いていた方でした。
後日配布された演奏動画を観ると、アングル的に鍵盤さんの手元がバッチリ映ってるんですが、ほぉ、あの音はこうやって出してるんだぁ…と感心することしきりでした。
もちろん鍵盤さん以外のメンバーも超強力でした!

・In the Name of God
今回参加されていたヴォーカリストさんの中で一番印象的だったのがこの曲で歌った方でした。
打ち上げの時だったかご本人とほんのちょっとだけお話しする機会があって「凄かったです!」とお伝えしたのですが、後でTwitterのプロフィールとか拝見したら時空海賊さんでした!(*_*)
終盤でスキャットを入れられていたのですが、皆さんに”Child in Time”と言われてましたねぇ。
でも動画で見直してもバッチリ決まってました!

・The Count of Tascany
自分でも弾こうかと思ってたぐらい好きな曲ですが、今回は観る方で良かったかも!
この曲が収録されているアルバム”Black Clouds & Silver Linings”のツアーはサマソニだったわけですが、行ってないんですよ、私。
なので…この曲生で聴いたことないのです。
そんな想いもあってか、いやはやもう本家の演奏聴いてるんじゃないかってぐらい感動しましたね。

他に演奏された曲も全部解説したいぐらい素晴らしかったのですが、時間の都合もあり…すみませんm(__)m

そして、いよいよトリのIllumination Theoryです。

サウンドチェックの時にご一緒するドラマーさんと鍵盤さんと中盤のストリングス開けの始め方を打ち合わせしたのですが、「あそこ、どうします?」と聞いたら鍵盤さんが「あ、あの飛行機の音作ってきましたから」と即答。ツーカウントでベースとドラムが入って飛行機音を消す、という段取りになりました。
そうそう、前編で書き忘れましたが、完コピもムリなら暗譜もムリでしたのでカンペを作ってきたわけで…。カンペはめくる回数減らすために2in1でプリントしたわけですが、100円ショップでA4がヨコ向きで入るクリアファイルを探したもののそんなものは当然あるはずもなく。結局東急ハンズで見つけましたがレジで「1200円です」と言われ驚愕、なんとこともありましたw
で、直前の何曲かは1Fのロビーで練習していたため生で聴けませんで申し訳ない!

我々が準備している間に、観る方の皆さんは片付けモードに。
そして気が付くと…なんと皆さん立って観てくれてるわけで!
でもなぜか不思議と緊張しなかったなぁ。たぶんやっぱり今日スタジオ入る時が緊張のピークでしたね(笑)

それにしても演奏は楽しかったです。
いやはや、Glass Moonの時もそうでしたが、もう一緒に演奏したメンバーさん皆ウマいんでやってて気持ちいいったらありゃしない。
まぁ個人的には難所が8つぐらいあるうち4つ目ぐらいでヘマこきましたんでちょっとブルーですが(笑)
CDでは22分、実際にはアウトロはカットしたので正味17~8分でしたが何とか無事に完奏することができました(^^)

終了時間次第ではもう1曲…という話もあったのですが、これにて終了と相成りました。
参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした(^^)

そして打ち上げ!

いやはや皆さん話が濃い!(笑)
できるだけ多くの人と話すべく、場所を変えたりもしたのですが、その都度話し込んでしまい…話せなかった人の方が多かったのが残念でした。
で、打ち上げで判明したこと…やはり私が参加メンバー中最年長でしたw

というわけで、以前観に行ったLIVEで演奏していた方々や、いつもよく観ている動画で演奏している方々の演奏を生で真近で聴けたというだけでも貴重な機会でしたが、参加者全員の方々に刺激されまくった一日でした。
特に学生さん含め20代の方が多かったのには驚きましたが…(゚∀゚)

最後に…幹事の皆さん本当にお疲れさまでございました。
過去の教訓をふまえての見事な運営、素晴らしかったです。
今後もできるだけ都合をつけて参加したいと思います。
ありがとうございました(^^)

さて、そんなDTセッション参加者のTwitterでのつぶやきが↓にまとめられていますのでぜひ御覧下さい!
Dream Theaterセッションに関する反応

あと、2012年の来日時に私がまとめた↓
2012年 Dream Theater 来日公演まとめ
ですが、今年の来日時もやりますんでよろしくお願いします!

コメント

  1. koma より:

    >POWERーVO音々さん
    コメントありがとうございます!
    めっちゃ楽しかったです。
    しかも自分よりかなり年下の世代と一緒に演奏できて刺激も貰いました(^^)

  2. お疲れさまです

    周りの音聴いて気持ち良いセッション最高ですね(≧∇≦)
    凄く聴いてみたかった~。

    やはり拘りある方々は違うんでしょうね。
    楽しそう(^○^)

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